俺「よし、まずは脳内でシミュレートしてみよう」俺「なぁ妹」
俺「なーにお兄ちゃん?」
俺「そのー…さ、どっか出かけないか?」
俺「はぁ?行ってくれば?」
俺「いやそういうんじゃなくって…その…二人で」モジモジ
俺「へっ…?なにお兄ちゃん私とデートしたいの?」ニヤニヤ
俺「なっ…!!そ、そんなんじゃ…ないけど…」オロオロ
俺「ふぅーん…じゃあどういうのなのよ?」ニヤニヤ
俺「ううっ…やっぱ無理だ…」
俺「しょーがないなぁ、行ったげる」
俺「へっ?今…なんて?」
俺「あーもう、デートしてあげるって言ってんの!!ほら早く準備しないと気が変わっちゃうよ?」
期待
妹(67)
俺「はい、準備しましたっと…」俺「ふーん…」
俺「な、なんだよ…」ドキドキ
俺「まーまーカッコいいじゃん、お兄ちゃんにしては」
俺「ま、まーまーってなんだよ!!」
俺「私が褒めてるんだから素直に喜べば?」
俺「お、おう…ありがと」テレテレ
俺「なーんで妹相手にそんなに照れるのよぅ」
俺「べ、別に」
俺「ねー私のことは?可愛いね、とかすっごく可愛いねとか褒めないわけ?」セクシーポーズ
俺「かっ、かっ、可愛い…よ…」ドキドキ
俺「そーでしょ?知ってるぅー」
俺「さ、お兄ちゃん行くよ!!」
俺「お、おう」
俺「で?どこに連れてってくれるの?」俺「あーそれは…その…」モジモジ
俺「なんでモジモジすんのよぅ、まさかえっちなほてるとかじゃないよね?」ジトメ
俺「ちっ、違うぞ!!断じて違う!!」オロオロ
俺「じゃあどこ?」
俺「ゆ、遊園地」
俺「ぷっ…お兄ちゃんはおこちゃまだなぁ…」
俺「なっ…!!お、お前だって好きだろ!!遊園地!!」
俺「べーつにー…ま、お兄ちゃんがどうしてもって言うからついてってあげるけど」
俺「着いたら絶対はしゃぐ癖に」ボソ
俺「ん?なんか言った?」ギロリ
俺「な、なんでもねーって!!さ、行こうぜ!!」
妹はよ
俺「んー…この変でライバルが欲しいな…えっと…おう!!友!!」俺「おー俺じゃないか!!それに…彼女?」
俺「ちっ、ちがっ…!!妹だよ!!」ドキドキ
俺「はじめましてー兄がいつもお世話になってますー」ペコリ
俺「あー妹ちゃんかーはじめまして!!すっごい可愛いからこいつの妹だとは思わなかったよ」
俺「あ、ありがとうございますぅ」モジモジ
俺「なーに照れてやがんだよ、ガラじゃないくせに」
俺「なっ…なによぅ!!お兄ちゃんは黙ってて!!」
俺「んで?兄妹でどこ行くんだ?」
俺「遊園地だよ」
俺「なんだぁ?兄妹でデートかー?」ニヤニヤ
俺「ち、ちがっ…」
俺「友さんも一緒に行きませんかぁ?」
俺「えっ?俺も行って良いの?邪魔じゃない!?」
俺「邪魔なんかじゃないですよぅ!!」ニコニコ
俺「邪魔だよクソ…」ボソ俺「ん?なんか言ったか?」
俺「へっ?ああ、いや別に」
俺「じゃあ行きましょー!!」
俺「おー」
俺「はぁ…友と妹が並んで歩いて…俺はその背中を見ながら一人で歩くのか…」
俺「こんなはずじゃなかったんだけどなぁ…」
俺「おにーちゃーん!!早く来ないと置いていくよー!!」
俺「なっ…!!元はと言えば俺がお前を誘って…」
俺「ほらー!!俺ー早く来いよー!!」
俺「わーってるから大声出すなよ恥ずかしい奴らめ!!」
うん
こっからどうシミュレートする気だ
ここで俺も混ぜてくれないか