キャンプで出会った、廃虚と歌声と「何か恐ろしいもの」→その衝撃の結末は・・・

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147 :本当にあった怖い名無し:2011/05/26(木) 19:29:25.58 ID:PAH8Jww90
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149 :本当にあった怖い名無し:2011/05/26(木) 19:47:55.15 ID:7QiePOXu0
続きこいやー!!!

150 :本当にあった怖い名無し:2011/05/26(木) 19:48:46.74 ID:ZQm+v9HM0
わくてか(((*´ω`))) 

151 :10:2011/05/26(木) 19:51:47.33 ID:eyYw6u020
たぶん大丈夫と思うけど、もし規制引っかかったらごめんなさい…
>>146の続き
テントに入り、少し落ち着いたので俺は昼間の事を3人に話した。
するとAもBも同じ感覚を感じたらしい。
要するに4人とも背後に誰かいるような、そんな気配を感じていたのだった。
暫らくの沈黙のあと、Cが
「ここなんかやばくないか?車近いし、ひとまず荷物は昼間になったら取りに戻る
 として、車でふもとまで下りないか?」
Aも
「その方がいいかもな…あの建物なんかヤバイ場所だったのかも…」
と、普段は結構強気なAとは思えない口調で言い出した。
BもやはりAやCと同意見のようで、どうせ荷物が盗まれるような事は無い
だろうし、ひとまず車まで行く事にしようと決まった。
その時、外で風が吹いて木々がザワザワと鳴り出した。
そして、そのザワザワという音に混じって何かが聞こえてきた。
耳をすますと、良く聞き取れないが風に乗って人の声のようなものが
聞こえてきた。
何か歌ってるような、そんな声だった。
本格的になんかヤバイ。
俺はその時そう感じた。
俺達は意を決してテントの外に出た。
そして、早足に車へと向かった。
続く

154 :11:2011/05/26(木) 20:01:04.81 ID:eyYw6u020
>>151の続き
その時、Bが車の方向に何かを見たらしい、らしいというのは、俺達には
何も見えなかったからだ。
Bは突然立ち止まりガタガタ震えながら進行方向を指差すと
「うわああああああああああああああああああああああ」
と叫びながら車とは逆方向、川の方へと走って行ってしまった。
俺達は「おいB待てって、ちょっと止まれ!」と言いながらBの後を追った。
Bはそのまま川を越えると、さっきの砂利道を建物とは反対方向へと走って
行く。
とにかくわけも解らずBを追いかけた。
暫らく走っていると、Bは一瞬立ち止まると90度方向をかえ、道ではない
場所を沢の方へと下りて行ってしまった。
俺たち3人もその後を追う。
暫らく懐中電灯を照らしながら道では無い場所を走っていると、俺は脚を踏み外し
窪みの様になっている場所に落ちてしまった。
背中を地面にぶつけて暫少しの間呼吸ができず、うめきながら起き上がると、遠くに
Bを呼ぶAとCの声がする、どうやら俺が落ちた事に気付いておらずそのまま
進んでしまっているようだ。
続く

155 :12:2011/05/26(木) 20:01:51.74 ID:eyYw6u020
>>154の続き
俺は手足を動かしてみた。
怪我はしていないようで、背中をぶつけた痛み以外に痛い場所は無い。
その間にAとCの声も聞こえなくなってしまった。
とにかく上に上がらないと、そう思った俺が窪みを登ると、また背後に気配を
感じた。
恐る恐る後ろを振り向き懐中電灯を照らした。
何もいない…
なんとなくホッとした、よたよたと歩きながらとりあえずB達が駆け下りて
行った沢の方へと歩き出した。
沢に下りると皆を探さないとと思い
「おーい、A、B、Cいるかーーーーーーーー!」
と大声で叫んでみた。
が、反応はない。
するとまた背後に気配を感じる…
そして、今度はそれだけではなかった。
風の乗って、さっきキャンプ地で聞いたのと同じ、何かが歌っているような声が
また聞こえてきた。
そして、まだ内容はよく解らないが、さっよりも近くはっきりと聞こえるように
なってきている。
続く