ボ「海の上から見る花火は最高だろ!?」(花火の音が大きいので大声で)
僕「アメージング……」
レ「ねえシュウ?」(花火の音が大きいので耳元で)
僕「なんだい?」
レ「アレックスとはもうキスしたの?」
僕「ゴホッ、げホ、なんだって?」
レ「シュウはアレックスの恋人なんでしょ?」
僕「違うよ、そんなわけないだろ。ただの友達」
レ「じゃあキスしたことないのね?」
僕「ないよ」
レ「じゃあ私がシュウの一番ね」
僕(レベッカは子供レベッカは子供レベッカは子供……)
レ「学校が始まっても私を忘れないでね( ´・ω・)」
僕「……学校が始まるまでまだ2ヶ月あるから、心配しなくていいよ」
レ「うん」
キスとは、なんとまあダイレクトな感情表現だこと。
あと、同性愛って考え方に、全く抵抗や偏見無い感じなんだなぁ。
レベッカとはその後、進展はあったのかな?w(年齢的に、何年か後にまだ交流があれば、になるが)
レベッカとは今でもなかの良い友達だよ
たまにあのキスのことでからかったりしてるwww
※これは夏休み前、アレックスと同じ寮にいたころの話
まず理解して欲しいのが寮の仕組み
4階建ての寮でA~Dのブロックにわかれ
男子に2ブロック、女子に2ブロックありました
こんな感じの寮が20棟くらいあったのが僕たちが住んでいたところ
http://open2ch.net/p/news4vip-1444219894-619-490×490.png
32人までが同じ寮で暮らせます
http://open2ch.net/p/news4vip-1444219894-621-490×490.png
しかし僕が日本食パーティーをしたり、アレックスがアニメ映画鑑賞会を開くうちに
うちの寮は仲良しが大勢いました
※あるとき僕が女子ブロックに遊びにいった時のこと
ビッチ「ねえ、シュウ?日本人はSE×がへたってホント?」
僕「誰から聞いたんだよ、そんなこと」
ビ「フランス人のフランツから」
僕「ああ、日本人女子に振られたフランツかwww腹いせに変な噂流してやがるな」
ビ「それでどうなの実際?」
僕「そんなこと童Tの僕に聞くんじゃないwww」
ビ「何なら私が味見してあげようか?」
僕「は,初めては……好きな子とって……決めてるから……」
ビ「そんなこと言わずに……」
ガンっ!!
ア「そんなとこで何やってるのかな~?」
ビ「あら、アレックス。何か問題でも?」
ア「談話室で盛ってんじゃないぞビッチ!」
ビ「誰がビッチだって!?このファッキン」
僕「ストップ!!」
僕「2人とも言い過ぎだよ。落ち着け」
ア「ごめん」
ビ「調子に乗りすぎたわ」
僕「じゃあこれからフランツのとこ襲撃しようか」
ア&ビ「賛成!」
僕「ヘイ、フランツ?日本人について言いたいことがあるって?」
フ「な、何を言ってるのかな」
ビ「あなたベッドで散々言ってたじゃない」
フ「おま、それはくぁwせdrftぎゅいこl;」
ア「ほら、どうしたんだ?ベッドの中でしか言えないのかい?」
フ「おまえら勘弁してくれ!」
フ「俺だってホントは日本が好きなんだ。特に鋼の錬金術師は最高傑作だと思ってる」
ア「なんだ、いい奴じゃないか」
僕「アレックスはちょっと黙ってような」
フ「だから真由子に『いっしょに鋼の錬金術師を見ないか』って誘ったんだ。そしたらあいつ……」
僕「何て言われたの?」
フ「オタクには興味ない、って……」
ア「で、弱ってるところをビッチに食べられたのね」
フ「なんでみんな知ってんだよ」
僕「寮の中であんな声だされたら誰だって気付くっつーの」
ビ「ごめんなさいねー♪」
口は災いの元って教えてあげないとな
この日に身をもって思い知っただろw
ア「ほら、鋼の錬金術師のDVD出せよ。朝までみんなで見ようじゃないか」
フ「アレックス……」
僕「原作とは違う展開があついんだよな」
フ「シュウ……」
ビ「私はオタクでも関係なく食べちゃうけどね」
ア「おまえは自重しろwww」
ここまでの話の流れ
留学1年目
9月、1年のスタート
↓
アレックスと出会い仲良くなる
↓
ビッチやフランツなど寮の友人ができる
↓
6月、寮を追い出されアレックスの実家へ
↓
7月独立記念日のお祭り
↓
9月新学期、アレックスとアパートを借りルームシェア
↓
ザパニーズの日本食レストランからの誕生日
↓
↓
7月、アレックス日本でコーヒーゼリーに感動
コレっていつ?とか、この時期何してたのって質問があればどうぞ。
※僕の誕生日が終わってからしばらくして
僕「あ、そういえばおまえんちオーブンあったからチョココロネ作れたんじゃね?」
ア「……あぁぁぁああくぁwせdfrgtyふじこ!?」
僕「そんなに落ち込むなよ……」
ア「ちょ、チョココロネ……(´・ω・`)ウルウル」
僕「次はいつ家帰るんだ?」
ア「しばらく帰るつもりなかったけど……帰ったらチョココロネ作ってくれる?」
僕「ああ、いいよ」
ア「じゃあ次は感謝祭だ!」
ア「もしもしお母さん?次はね感謝祭に帰ることにしたよ!え?もちろんシュウもいっしょさ!」
※感謝祭とは
感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。
Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。
アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。
日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。
日本じゃポヒュラーな菓子パンだけど、アメリカじゃ本当に売ってない(作られていない)んだなチョココロネって……
アメリカでも人気のベーカリーとか沢山あるだろうに
流れきっちゃうけど、質問
アメリカのパン屋だとどんなパンが置かれてるの?
日本じゃまず見かけないようなパンとかある?
そういえばアメリカのパン屋に行った記憶があまりない……?
スーパーの中にあるパン屋になら入ったことがあったはずだけど……
あ、何が売ってたかはよく覚えてないけど、エクレアが売ってておいしかった覚えがある
まさかエクレアという答えが返ってくるとは思わなかったwww
けどそれはそれで珍しいかもな
日本のパン屋でエクレアって売ってないもんなぁ
僕「何?この渋滞……」
ア「サンクスギビングのときはいつもこんな感じさ」
僕「運転変わってやれなくてごめん」
ア「いいさ、シュウはしっかり休んで」
僕「ありがとう」
ア「チョココロネのためなら何だってするさ」
僕(期待値上がりすぎじゃね?大丈夫か……?)
レ「シューーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」ガシッ
僕「久しぶり、レベッカ」
レ「ねえ今回はいつまでいるの?」ギュウウウウウッ
僕「いつまでいるの?」
ア「5連休中はずっとこっちにいるよ」
僕「だってさ」
レ「やったーーーー!!」
キ「まあシュウ!よくきてくれたわね」ハグ
僕「またお世話になります」ハグ
?「お、そいつが例の日本人か!」
?「かわいい顔してるじゃない。ほんとに大学生?」
?「5日間よろしくな坊主!」
キ「こっちが私の兄の○○で」「よろしく」「妹の○○」「どうも」「こっちはボブの弟で○○」「よろしくな!」
僕「○○……○○……○○……○○……アメリカ人の名前は覚えるの大変だな」
レ「向こうにまだ私たちの従妹がいるのよ!」
僕「だめだ覚えきれないよwww」
ごっちゃになってしまってるので、基本アレックスファミリーのことだけを書いていきます
僕「あれ?何かいいにおいがする……」
キ「気付いたわね、食いしんぼさん♪今ターキーを焼いているのよ」
僕「ターキー?……えっと『七面鳥』か。食べたことないや」
親戚「なに!?ターキーを食べたことがないって?それは人生を半分損してるぜ!」
キ「頑張って作ったから一杯食べていってね」
僕「はい!」
ア「ねえ、シュウ?いつチョココロネ作ってくれるの?」
レ「チョココロネってなーに?」
ア「おいしい日本のお菓子だよ」
レ「私も食べる!!」
親戚「なんだ?うまいものか?だったら俺も食うぞ」
親戚「私も食べたいわ!」
親戚「おっと俺の胃袋を忘れてもらっちゃ困る」
僕「こうなったら全員分つくってやんよ!!wwwwww」
僕「コルネは元々コーン、つまりツノを意味してるんだ」
レ「ツノ?」
僕「ユニコーンって言うだろ?」
レ「ツノを作るの?」
僕「そう、チョコ入りのね」
僕「まずはみんなにコレと同じものを作ってもらいます」
親戚「紙でできた小さいアイスのコーンか?」
僕「このコーンを型にしてコルネを作ります。
作り方はアレックスに教えてあるので皆さんで人数分作ってください
僕は生地を作りますから」
親戚「オッケー」「楽しみね「酔っぱらってて細かい作業は無理だ!」
フライドチキンとかそんなのしか思いつかんのだが。
アメリカならではって料理あるの?
>>672
キ「まずはターキー。中にいろんなものが詰めてあるからいっしょに食べてね」
僕「はい」
キ「これはグレービーソースって言ってターキーの肉汁のソースよ。マッシュポテトにかけてどうぞ」
僕「うまそう!」
キ「日本人はあまりこういうの好きじゃないかもしれないけど、これはクランベリーのソース」
僕「クランベリー?どうやって食べるの?」
ア「ターキーに塗るんだよ」
レ「マッシュポテトと一緒に食べてもおいしいのよ!」
続く
僕「なんとか生地はできたな……あとは発酵させれば……」
ア「シュウ、クッキングペーパーが無くなったよー。どうやって型作ればいい?」
僕「いったい何個作るつもりだよ!?」
レ「シュー!見て!ヴァンパイアー」とんがりコーンを子供に渡すとどうなるか考えよう
僕「とりあえず型は余るほどできたけど、生地と中身が足りないな」
親戚「だったら私に任せて!すぐに買ってくるわ」
親戚「おまえはここでチョココーンを少しでも多く作るんだ、オッケー?」
僕「お、オッケー」
※みんなアレックスの親戚でした
僕「よし、焼き上がり!」
レ「なにこれ面白ーい」
僕「まだ型抜いちゃダメだよ。冷めてからね」
ア「あ……」ぐちゃあ
僕「アレックス……」
ア「ご、ごめんよぉ……早く完成させたくてどうしても…… (´・ω・`)」
僕「いっぱいあるからいいよwwwほら、生地できたから型に巻き付けて」
ア「うん!」
僕「よし、型抜いていいよ」
レ「ヤーーーハーーーー!!」
ア「きれいに抜けると気持ちいいね!」
レ「見てみて!ユニコーン!」
僕「かわいいな」
ア「見てみて!グレンラガン!」
僕「そのアニメ僕もまだ見てないよ!?」
ア「今度いっしょに見ようね」
レ「私も見るの~」
僕「絞り袋でチョコクリームを入れれば……完成!」
ア「ふぉぉぉおおおお!本物のチョココロネだーーーー!!」
僕「今食べる?それとも後でみんなで食べる?」(どうせ今食べるだろ?)
ア「うーーーん……後でみんなでたべりゅ」
僕「どうしたんだよ?アレックスらしくもない?」
ア「サンクスギビングは家族みんなで幸せを分かち合うものだから、さ」
僕「へー、そういうものなんだ」
レ「シュウも家族の一員だね!」
僕「ありがとな、レベッカ」
ア「あ、シュ、シュウをここに連れてきたのは……」
僕「おまえもありがとな、アレックス」
ア「どういたしまして///」
キ「それでこっちからパンプキンパイ、アップルパイ、チョコレートパイ、ミンスパイ、ピーカンパイ!」」
僕「すごい量ですね!」
親戚「これだけあれば5日間くいっぱぐれずにすむだろう?ガハハ」
僕(日本のおせちみたいなものかな……?)「ミンスパイって何?」
キ「ふつうはドライフルーツを使ったパイなんだけど、コレは本物。鹿のミンチが入ってるわ」
僕「ピーカンは……ナッツ?」
キ「そうよ。日本じゃあまり食べないかしら?」
僕「いいえ、食べたことありません。どれもおいしそうでとても楽しみです」
キ「そしてこれがチョココロネ!」
親戚「おお~~~~~!!」
「コレおまえが作った奴じゃないか?形が変だww」「私じゃないわよ、ニーサンが作ったんでしょ?」
「こっちの大きいのは僕の奴だよ」「私のはこの一番長い奴!」
ボ「ただいま~」
一同「ボブ、早くこっち来いよ!!」
親戚「なんだこのパン、ファッキンソフト!」
キ「子供の前でやめてもらえるかしら?」
親戚「すまねえ。こんな柔らかいパンがあるんだな」
僕「日本人は欧米の人に比べて唾液が少ないので、柔らかいパンを好むんです」漫画の受け売り
親戚「なるほどなー」
僕「アレックス、初チョココロネはどうだい?」
※アニメの真似をしながら食べるアレックス
ア「ねえ、シュウはチョココロネを頭とお尻どっちから食べるの?」
僕「僕はおしりから。おいしい?」
ア「うん、すっごくおいしい」
僕「涙目になってんぞ」
ア「だってシュウが作ってくれたから……」
僕「感動しすぎだって」
ア「シュウ、今日はほんとにありがとう」
レ「ありがとー!」
キ「私からもありがとう」
親戚「面白いもの食わせてくれてありがとな!」「自分で作るのも楽しかったわよ、ありがとう」
ボ「今この時間があるのはおまえのおかげだぞシュウ、ありがとう」
僕「みんな……グスっ……Thank you very much!」
ほんとに良い人たちばかりでした
好い人達に恵まれたね
※そういえば親戚のひとりに世界中を飛び回ってる紳士がいました
紳「シュウ、日本人についていくつか質問したいんだがいいかい?」
僕「なんでも聞いてください」
紳「ネットで見たんだが、日本人はみなルーマニア語の曲が歌えるってのは本当かい?」
僕「ル、ルーマニア……?」
紳「その様子ではどうやらガセネタだったようだな。気をつけよう」
僕「どこからそういう話になったんですか?」
紳「あれはなんといったかな……そう、NOMANEKOだったかな」
∧_∧
( ´∀`)ティン!