326:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 17:55:15.63ID:rBxtmIDi.net
幸いにもウィノナはすぐに見つかった。学校最寄りのバス停に居た。
制服姿でカバンを持って。
カバンにはうさぎの胴体とワタとカッターナイフが入っていた。
小雨の降る中、バス停の屋根の下、まるで虚空に繋がる穴の様な目で時刻表を凝視していた彼女の姿は今でも克明に覚えている。
急ぎ協力を依頼していたバンドメンバー各人にメール。彼女を自宅に送り届けたあと、状況を説明したいと送信した。
327:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 17:58:00.43ID:rBxtmIDi.net
ウィノナは虚ろだったが、急に笑い出したりと完全に壊れてしまった印象だった。
無理やり手を引きバスに乗り込み彼女の自宅へ向かう。
バス停に居た理由を聞いたらウィノナは「レナちゃん今日は部活の練習なんじゃないかなって。いつもバスで通って居たから…」
とすると彼女は白昼堂々、他の生徒の前でレナちゃんを刺すつもりだったのかと考えるとゾッとした。
バスを降りて、カバンからカッターナイフを即座に抜き取り畑の方へ投げ捨てた。
彼女を自宅に送り届け彼女の家族には絶対に目を離さない様に伝える。
道中彼女とろくな会話はなかった。
去り際にウィノナが「もう行っちゃうの?」と言っていたが完全に幼児退行したそれだった。
328:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 18:22:40.23ID:rBxtmIDi.net
バンドメンバーは飯田宅に集まっていた。
僕は今まで隠していた事を詫びつつ状況を全て説明した。はじめてメールが届いた日のことから犯人がわかった今まで、事細かにね。
部活動外の人間の犯行だったので、少しは気が楽だった。
平山と石原はクラスが同じだったり、一緒に行動したことがあったりするレナちゃんのことは友達として認識しているだろうし、いざ犯人の名前まで言うとなるとかなり躊躇ったが…
「それで…どうやらレナちゃんからそのメールが送られてきているらしいんだ」
そんな風に僕が話した瞬間、平山が予想外のことを発言した。
331:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 19:02:02.75ID:rBxtmIDi.net
平山「つい先週のことでまだ皆んなには話してなかったんだけど、、、先週の学校からの帰り、レナちゃんに告白されたんだよね…」
石原「それで平山なんて返事した?」
平山「いいよって言っちゃったんだよな」
僕は犯人を言うべきではなかったと言う後悔と焦りで冷や汗と脂汗が吹き出していた。
飯田「いや、お前は気にするな」
そんな飯田が僕の肩を叩いてフォローをしてくれた。
平山「正直、僕も押し負けたって言うか…だから気にしないで欲しい。僕もこんなあやふやな状態は嫌だからほとぼりが冷めてから整理するよ」
あとは、みんなが僕の事を励ましてくれて、その日は解散となった。
332:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 19:04:31.25ID:rBxtmIDi.net
翌日月曜日はバンド練習を無しにしてもらって放課後いつもの様にウィノナ宅へ向かった。
ウィノナは思っていたよりもずっと平静だった。曰く昨日の記憶があやふやらしい。
昨日の状況を説明した。
なんで学校に行ったのかも正直分からないと言う。嘘をついているようには思えなかった。
玄関の呼び鈴が鳴った。
妹がドアを叩き呼びに来た。
「山本さんちのご両親が来たよ…」
凄く怯えた様な表情だった。
ウィノナはまるで猫みたいに早く立ち上がり部屋を飛び出した。
その日は彼女の両親が早くから家にいたので僕と妹はウィノナの部屋で様子を見ることにした。
335:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 20:15:08.70ID:rBxtmIDi.net
妹はお姉ちゃんがあんなでごめんなさいと少し涙ぐんで謝ってきた。
僕が気にすんなと答えようとしたその刹那、一階からウィノナの怒声と金切声が聞こえてきた。
「私の人生、返してよ!!返してよ!!」
ひどい物音と彼女の父親のモゴモゴした口調も聞こえた。
恐らく、ウィノナを父親が抑えているのだろうな。制御できず玄関先の花瓶なんかが壊れたりしているんだろう。陶器が割れる音、壁を殴る音、何かが壊れる音。
金切声はしばらく止まらなかった。妹の涙も止まらなくなった。
338:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 20:23:04.10ID:rBxtmIDi.net
「この度は本当に申し訳ありませんでした。」
恐らくはレナちゃんの父親だ。
ここでまたドカッと言う物音がした。
これは、後で分かったことだけど、レナちゃんの父親が土下座している顔をウィノナが蹴り上げた音だった。
鼻でも折れたんじゃないかな。すごい音だった。
知らない男性の声が続ける。
「今回の件でまずお話ししたいことは、一連のメールを送信していたのはこいつだったと言うことです。本当に申し訳ありません。」
一階はしばらく沈黙している。
僕は妹が妙な顔をしていることに気がつきどうしたと聞いた。
340:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 20:34:27.45ID:wQk8tBgM.net
悪いのはレナちゃんかもしれないけど、ウィノナもここまでいってしまうと怖いんだが。こんなにも変わってしまうもんなのか…
341:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 20:47:28.64ID:+7GgQhgr.net
>>340
そうだね。
僕も気乗りしなくて例えば嫌がらせのメールの内容書かなかったんだよね。
でも相当ひどい内容だった。
そういう書いていない部分でのダメージと
母親が僕の見ていない間に結構彼女を責めていたそんなダメージとがあったと思う。
あと潜在的なメンヘラって言うのかな。
人に依存したり、感情の抑制が一点を越えると利かなくなるタイプって居るのよね。
彼女もそういうタイプだった気がするしか、彼女の母親もそういうタイプだと思う。
349:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:10:34.46ID:+7GgQhgr.net
妹「レナちゃんは今日来られないってさっき言ってた…」
彼女の顔つきの違和感の原因を理解した。
350:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:12:42.35ID:+7GgQhgr.net
そうするとさっきのレナ父が言った“こいつ”が指す言葉は…と思考をめぐらした。
一人しか居ないじゃないか…
まだにわかには信じられなかった。
と今度はウィノナの母親が発言した。
「嘘言ってんじゃねーわよ。うちの娘がどれだけ傷ついたか分かってるの?アカリちゃん!!当事者を出しなさいよ」
妹が補足してくれた。
アカリちゃんってのは山本アカリの事。即ちレナちゃんのお母さんとの事だ。月に一度くらいランチかモーニングをする仲だったらしい。
家も年齢も近く、娘も同い年だ。当然の流れとも言えた。
即ちレナちゃんの父親曰くのこいつはうちの家内のアカリだったんですと言う意味だとやっと理解が追いついた。
351:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:16:49.01ID:bjYnYYUX.net
何という思わぬ展開
353:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:21:03.56ID:+7GgQhgr.net
>>351
うん。ホントにこの時の僕の中での衝撃はすごかったよ。
当の1階で揉めていた本人たちも理解が追いつかなかったのか長い沈黙があったからね。
352:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:19:14.03ID:+7GgQhgr.net
レナちゃんの母親なら一度会ったことはある。
と言っても飲み物を出してくれただけだしよく知らなかった。
結局さらに乱闘は続き、僕の終バスが無くなるまで玄関は塞がれたままだった。
乱闘の結末はウィノ母の裁判を起こすという捨て台詞で終わった。
乱闘の原因が去った後も僕は暫く動くことができなかった。
事態の展開についていけない。
まずレナちゃんの母親が犯人だという事実。
裁判という言葉の非現実さ。
穏やかだった2つの家庭、幼馴染の友情がかんたんに崩壊したこと。
355:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 22:24:53.19ID:+7GgQhgr.net
母親とウィノナは冷静に話ができる状態ではかった。ごめんなさいねと言いつつもウィノ母の眉間にはさっきまで無かった深いシワが刻まれていて般若のような顔をしていた。
ウィノナは玄関に座り込んで、いくら体を引っ張っても動こうとはしなかった。
一先ず妹に様子を見てもらいながら僕はウィノナの父親に車で家まで送ってもらった。
父親曰くは
「犯人はまだどちらかはわからないけど、昔から家が近く家族ぐるみの付き合いがあったから僕も悲しい。」
「母親があれだけ取り乱したのは犯人が自分の友人だと思っていた人物だったからだと思う。」
「一発目のビンタはウィノナから父親の僕に対してのものだった。娘に殴られて情けないよね。」
こんな事をのらりくらりとどこか他人行儀に話す父親は決して悪人ではなかったのだろうがやはり頼りなく思われた。
だからこそ僕もこの何ヶ月かでかい顔をできたのだろう。
359:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:23:05.88ID:+7GgQhgr.net
その後事態は収束に向かった。
玄関先での乱闘の後、メールはピッタリと止んだ。
レナちゃんもその後学校には来られなくなった。平山曰くひどく病んでいるとの事。ただ、彼女は犯人ではないと断言していた。
一つはその後彼女の携帯を確認した時、一度もメールアドレスの変更はされていなかったこと。
もう一つはレナちゃんは友情を破壊した母親をひどく責め立ている現場を何度も目撃した事。
例の事件の間、レナちゃんとレナ父がレナ母と一度もメールのやり取りをしたことがなく、気が付く余地もなかったようだ。
客観的に見ても娘をかばって母親が犯人になったわけではないことだった。
その後、裁判自体は行われなかったが数百万円の慰謝料というか、示談金が支払われたこと。当然だが僕は一円ももらえなかった。割と心は傷ついたんだけどね。
361:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:34:44.65ID:+7GgQhgr.net
警察の取り調べなどによってウィノナ側にも犯人の動機が伝えられた。
平山からの情報も加味するとこんな感じだった。
・レナ母は極端な教育ママでレナちゃんが思うように育っていないこと(恐らくレナちゃんは極端なスパルタ教育からうまく逃げるために不思議ちゃんになっていった)
・高校3年生になり演劇部の活動に没頭していたレナちゃんは舞台女優になりたいと、母親に告白。母親はこれを否定。大学進学を命令。大喧嘩をしてこれ以来親子関係がさらに悪化。
・言うことを聞かない娘へのフラストレーションの捌け口を探すレナ母。ちょうどこの頃ウィノ母とランチに行く。
順調に受験勉強が進み、模試での志望校(ちょうどレナ母が行くべきだと考える学校と合致)の判定も良かったなどと言うことを聞く。レナ母にはまるで我が子の自慢に聞こえたんだろう。
363:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:43:14.31ID:+7GgQhgr.net
レナ母とウィノ母はちょうど同級生の娘を持ち、お互いに助け合いながら子育てをしてきた仲だったんだそうだ。でもどこかのタイミングでレナ母はウィノ母とウィノナに劣等感を覚えるようになったらしいんだ。
何をやらしてもうちの娘はウィノナちゃんに勝てない。ルックスも運動も、とりわけ勉強も。
もともと芸術家肌で勉強が苦手だったレナちゃんを半ば殴りつけながら教育したそうだ。なんとか高校まではウィノナと同じ高校に行かせることは出来たんだろうね。
レナ母は最後の大学進学で娘をウィノナよりも少しでも偏差値の高い大学へ送ることが生きがいになっていたそうだ。
そこに娘からの突然の告白。そもそも大学に行かないと言われた。もちろん殴りつけてまでそれを捻じ曲げようとした。
ただどちらにしてもレナちゃんの成績は届かなかっただろう。
ちなみにレナ母は日本でも指折りの大学出身でレナ父は地元の大手企業の3代目社長になる予定の人物だった。
二人は大学で知り合った仲らしい。
364:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:46:58.92ID:+7GgQhgr.net
レナ母は結構歪んだ愛情の注ぎ方をしていたようで、殴りつけて教育をしてその埋め合わせに色々なキャラクターのおもちゃやグッズを与えていたらしい。
幼少期からそんな風に育てられたレナちゃんはそういうキャラクターに依存していたのか、異常な拘りを持つようになったそう。
一度家にお邪魔したときもケロッピのグラスだったことが思い出された。
平山曰くそんな風に少し歪んだ所があるレナちゃんだが不思議ちゃんキャラを装って友人たちに家庭の歪みを見せないように努めたり、本気で演劇の道を目指したりする健気な良い子なんだそうだ。
365:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:49:14.09ID:+7GgQhgr.net
ちょっと理解しにくいかもしれない。
実際に僕もあんまりピンとこなかった。
簡単に言ってしまえば妬みなのかな。
いつの間にか、一方通行で娘を使った代理戦争をおっ始めたレナ母は娘の謀反によって敗戦した。まぁそんな感じだ。
それで怒りの矛先がウィノナに向かっていたんだそうだ。
とんだ迷惑だよね。
362:滝山 ◆7gTe4bH3Yk @\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:41:26.31ID:Ehjs1fqs.net
めちゃめちゃな矛先だな…
360:滝山 ◆7gTe4bH3Yk @\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:27:02.38ID:Ehjs1fqs.net
れなママの動機が気になるな…
366:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/02(日) 23:54:36.72ID:+7GgQhgr.net
>>360
動機は上記の通りなんだ。
レナちゃんとウィノナが知り合ったのは5歳の頃だったそうで、本人たちはすごく気の合う親友だったんだって。
レナ母が明らかにウィノナ家をライバルとして認識したのは二人をスイミングスクールに入れたときだったみたい。
8歳くらいかな。
進級システムがあってね。レナちゃんはいつまで経ってもビート板で25メートルのバタ足すら出来なかったらしいんだけど、ウィノナはどんどん進級していったらしいんだ。
当の本人たちは気にも留めてなかったんだけどね。
レナちゃんが通いたいって言っているのに何かしら理由をつけてレナ母がスイミングスクールをやめさせたんだって。
あとから考えるとこの頃からライバル心や敵意が芽生えたんだと思うってウィノ母からは聞いたよ。
367:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:01:06.72ID:cxnTt+Zt.net
娘が勝てないのなら私が潰すまで
そんな風に考えたんだろうね。
娘の携帯を監視する癖のあったレナ母はメールで嫌がらせをすることを思い付いたんだ。
学校での様子なんかもレナちゃんから聞いたりしてね。
学校に出席したかどうかはゴミ出しなんかをしながら監視していたようだ。
外面が良かったレナ母は犯行をしながら何度かウィノナの母ともランチに行っていたようだ。
ウィノ母もまさかレナ母がそんなことをしているなんて思いもしないから、最近娘が不登校でどうしていいのかわからないなんて感じで相談までしてしまっていたらしい。
レナ母はウィノナの崩壊ぶりを聞くたびに喜んだのだろうね。
それでどんどんメールの内容はエスカレートしていったんだと思うよ。
368:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:09:35.67ID:cxnTt+Zt.net
メールの手口は至ってシンプルで制限回数の分だけアドレスを変えては嫌がらせのメールを送るだけだ。
レナ母はもともと地元の人じゃなかったから交友は少なかったそうだ。自分のプライドが高くて、表面的な付き合いしか出来なかったって警察の聴取に対して本人がそんな風に答えたと聞いた。
生まれも都会だったみたいで、田舎の生活はなじまなかったそう。
頭のいい人なんだろうに、足がつくとは考えなかったようだね。最初はちょっとした悪意だったのかもしれない。
それが思ったよりも効果があって、いつからか憎くなっていたウィノナ家の面々が目の前で崩壊していく様が愉快だったんだろう。
思っていたよりも簡単に望むものが手に入ってしまって、欲望の箍が外れてしまったのかもしれない。
369:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:23:40.65ID:cxnTt+Zt.net
残念ながらその後もウィノナは学校には出て来なかった。
僕は毎週末のように彼女の家に行き一緒に勉強をした。今までみたいにデートに出かけたり学校であったりは出来なくなったが、平穏を取り戻しつつあることに幸せを感じていた。
当初は同じ大学を目指していたんだけど、彼女は例の事件がハンディキャップになり志望校の偏差値を下げざるを得なかった。
結局は同じ街の別々の大学に通うことになる。
370:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:29:14.69ID:cxnTt+Zt.net
平山とレナちゃんについては残念ながらうまく行かなかった。
レナちゃんは身勝手な母親のせいで人生を狂わせてしまった、そういう事だろう。
ただ、あれほど興味がない風だった平山は事件のあと、レナちゃんにかなり尽くしていた。
ウィノナとレナちゃんの仲さえ元通りならばまたみんな元通りだと僕と平山で修復を試みたりもした。ウィノナと話をする場を設けるのであればいつでも連絡をしておいでと僕の連絡先も伝えておいたが一切連絡はなかった。
だがレナちゃんは心を閉ざし、次第に平山とも連絡を取らなくなった。
平山は未だに彼女を救えかったと後悔をしているようだ。
全てがドラマのようにうまくは行かない。
371:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:30:51.83ID:cxnTt+Zt.net
バンドメンバー、その他軽音楽部の面々もそれぞれ、順調に志望校に合格を決めた。
バンド活動も卒業まで続けて、卒業ライブでは同級生や後輩たちを何百人も動員することができた。
372:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:35:16.26ID:Vh4DThOS.net
暇つぶしに読んだら一気に追いついてしまった
子供を親の見栄の道具にするのは一番やっちゃいけないね
エリート一族に有りがちだけど
374:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2017/07/03(月) 00:42:24.16ID:cxnTt+Zt.net
>>372
ホントに嬉しいよ!!
冗長な文章だったからお疲れになったでしょう?
もう少しだけ書かせてもらいますね。
そうだね。
人間ってのはどっちが優れているとか比較できるもんじゃないんだよね。
でも人と比較して自尊心の為に生きている人とやりたいことをしてのびのびと生きている人を比較したら少なくとも僕は後者の人が素敵だと思う。