「絶対に漫画家になる!」と決意して必死に頑張ったものの、悲惨な崩壊の末路を辿った男がこちら…!

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ずっとせき立てられていた

あの「早くしなくちゃ」という感情は、

おそらく「早く引き返さなくちゃ」

ということだったんだと思う。

でももう遅い。

気が付けば俺は、もうすぐ28歳だった。

何もなしていない。職歴も資格も無い。28歳。

その日から約1週間後、俺は初めて精神科に行った。

精神科の先生は優しかったが、

当たり前だけど俺に連載を与えてくれるわけではなかった。

だから先生の言うことは何一つ

根本的な解決になっていないように思えた。

先生から処方された薬も助けになっているのかどうか良く分からなかった。

でも睡眠薬はとても有難かった。

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