207: ◆bN5NHW/.U6 2012/01/16(月) 14:19:38.50 ID:6UK3llfl0
急いで書いているため誤字脱字が多いですね;どうかご容赦ください。
「おかあさん…いつから?」
「二年くらい前かな」
妹達は知っていたらしい。
私は全く知らなかった。私はここ数年間、殆ど家には居なかったから知るわけがないんだけど。
「もう>>1ちゃんにも私にも金銭面でも苦労はさせないって言ってくれたの、再婚だから慎重にいきたくて2年も待たせちゃった」
母が俯く。
「今までよくやってくれたね…」
ポツリと溢した。
母の口から初めて聞いた労いの言葉だった。
208: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 14:22:36.85 ID:EnJiLxNE0
あれ 何か脇から汗が
209: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 14:43:03.24 ID:a9v7YJLd0
>>208
部屋の温度下げろ
部屋の温度下げろ
210: 名も無き被検体774号+ 2012/01/16(月) 15:20:45.84 ID:pb61Rcfli
あれ、目からうろこが…
211: ◆bN5NHW/.U6 2012/01/16(月) 15:26:04.63 ID:6UK3llfl0
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信じられなかった。
母の幸せそうな顔を見て、反対なんて出来ない。
「私が先に死んでも、あなたたちの世話をするってプロポーズしてくれたのよ」
もう私も大人だから母の決断に口出しはしない。
心残りがあるとしたら…
一瞥をくれると、妹達は目をキラキラさせて喜んでいた。
「おじちゃん、お父さんになるの?」
―きっと彼なら、幸せを与えてくれるだろう。
「よろしくお願いします」
頭を下げた。
家族に、父が加わった。
この日までを振り返り、漫画のようだと友達に話したら、「事実は小説よりも奇なりって本当だよね」と唸った。
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