151: :2014/05/09(金)23:10:15 ID:
うむ。
いろいろと考えてみてる。俺、大学時代に心理学科専攻だったんだ。
さっき仲良かった教授に相談のメールを送ったんだぜ。
おそらく専門分野だと思うから、少し頼りにしてる。
152: :2014/05/09(金)23:18:05 ID:
母親が話が通じそうだから、もう一度行ってみて、母親に相談してみようということに。
今度は俺も付いていくことになった。なんかかなり心配になってきたんで。
友人も連れて行きたいけど、大所帯になっても困るし、おそらく仕事の休みなんてもうしばらくないだろうしな。ちなみに、友人のLINEの山田桃子からの返信はまだないっぽい。
ここまでくれば、最早無さそうだな。
154: :2014/05/09(金)23:48:28 ID:
要約すると、こんな感じ。「山田桃子さんに会ったわけじゃないから僕の憶測でしかないけど、それでよければ助言として聞いてほしい。僕の仕事柄、どうやってその症状を改善させていくかという方向で考えることしか出来ないけど、山田さんが一番信頼できると思っている人に事情を話して協力してもらうのが一番良いと思うよ。ご両親と仲が良くて、ご両親が顕在ならご両親に。他に友達がいるなら、その友達に。なぜそんなことをしてしまったのか、ということを理解する必要があるからね。もし山田さんが根強い心の病をもってるならば、カウンセリングを受けて、正しい治療をしないといけない。これは、君たちだけじゃ絶対に終わらせられないことだから。ただもし山田さんが何か事件を起こしてしまったのなら、それはしっかりと警察に連絡しないといけない。それと、恵美子さんと山田さんを面会させたり、山田さんとその元彼氏を面会させたりすることは、絶対やめよう。何が原因で症状が悪化するかわからないし、とても危険だと思うから。」さすが教授。
153: :2014/05/09(金)23:28:51 ID:
確実にストーキング続行中じゃないですかーやだー
恵美子が、桃子の実家に行ったとか美樹と一緒に行動してるとかバレてないだろか、
それを知ったらどういう行動に出てくるのか想像もつかねぇこええ
155: :2014/05/09(金)23:52:19 ID:
一応、地元はかなり中途半端で発展途上なところなんだ。
で、電車とかバスを使って通勤とか移動するとなると、ここら辺なら最寄り駅の近くに住むのが一番良いんだよね。
もしかしたら、そういう理由かもしれない。
というか、そう思いたい。まあ、ほぼストーキング続行中で間違いないだろうけどね。
156: :2014/05/09(金)23:57:04 ID:
明日の午前中に、俺と美樹とでもう一度向かうことになった。
状況が状況なんで、迅速に動くことにしたわ。次にここに書き込むのは、明日の夜になると思う。
159: :2014/05/10(土)00:38:27 ID:
相談していたっていう事実があれば何かあったとき警察の動きもだいぶ変わると思うんだけど
162: :2014/05/10(土)17:11:32 ID:
166: :2014/05/10(土)19:22:13 ID:
最終的に、そうしました。
163: :2014/05/10(土)19:07:49 ID:
仕事をする気にもならないんで、まとめます。今日の10時くらいに山田桃子の実家に行ってきた。
アポ無しだったんで心配だったんだけど、母親が出てきて安心した。
かなり若く見えるなー、と思った。
164: :2014/05/10(土)19:11:49 ID:
俺と美樹で部屋に入り、恵美子は少し車にいてもらって様子をみることにした。で、俺がまず、事情を説明。
実はこんなことがあって、恵美子さんが迷惑を受けてると伝えた。
出来る限り細かく、だけど相手を刺激しないように話した。
165: :2014/05/10(土)19:18:06 ID:
その甲斐があってか、山田母はずっと黙って聞いてた。
で、「今はただの成りすましだけど、今後なにか被害が起こらないとは思えない」
「そうならないように協力して欲しい」と伝えた。
山田母はしばらく無言だったんだけど、恵美子は今どこにいるか、ときいてきた。
で、今は近くで待機してると伝えると、是非会わせて欲しいといわれた。
かなり迷ったんだけど、結局恵美子を召喚することにした。
167: :2014/05/10(土)19:28:00 ID:
これには正直びっくりしたわ。で、山田母がいろいろ話し始めた。
整形したことは知っていたとのこと。
山田桃子のアパートには数回行ったそうだ。
そのときに顔の変化に気付き、問い詰めたそうだ。
168: :2014/05/10(土)19:32:51 ID:
声を変えるため、鼻の裏の骨まで削ったそうだ。なぜそんなことをしたのかと聞いたが、可愛くなりたかった、としか言わなかった。
169: :2014/05/10(土)19:37:26 ID:
だから、仕事をやめた理由も知ってる。本人にも、いろいろと聞いて、二度とそういうことをしないようにと、念を押した。
また、それも看護士の過労が理由のひとつだと考え、またすぐに働くなら職種も変えたほうがいいと伝え、現在の塾の仕事を紹介したらしい。
170: :2014/05/10(土)19:44:02 ID:
こっちとしても、事を荒立てたくはない、できれば穏便に済ませたいが、これ以上何かあるのであれば、おそらく警察に頼ることになる、と伝えた。そしたら、
「今から娘のところへ行く」
「私が言って何も変わらなければ、警察に届けを出してもいい」
と言われた。
俺と恵美子は同行することに。
美樹は午後からの勤務だったので、ギリギリまで付いていくとのことだった。
171: :2014/05/10(土)19:52:39 ID:
仕事場にいる可能性もあったけど、ここからはかなり離れてるんで、まずは自宅にという感じで。近くの駐車場に車を止めて、とりあえず山田母と俺がアパートに向かった。
アパートの外見は小奇麗で、いかにも若い人向けって感じだった。
178: :2014/05/10(土)21:03:37 ID:
179: :2014/05/10(土)21:48:02 ID:
桃子のカーチャンまともだったか。
まぁまともと断定するのも早いけど、桃子を監視下に置いてもらえるといいな。
化粧だけじゃなくて整形までしてたとはな。しかも指定が細けーよこえーよ。
184: :2014/05/10(土)22:24:35 ID:
山田母がドアを叩いて、声をかけてたんだけど、しばらく経っても出てこない。やっぱり仕事中かなーとか思った。
引き返そうとしたんだけど、山田母が合鍵を取り出して、鍵を開けた。
188: :2014/05/10(土)22:29:35 ID:
中を少し見たんだけど、電気も消えてて物音もしなかったんで、やっぱり出かけてるんだろうな、と思った。
山田母はそのまま中に入っていった。
俺は部屋の外で待機。
でも、ちょっと気になったんで、ドア越しに中の様子を見てみた。
玄関近くにキッチンがあって、その奥に2部屋あるみたいだった。
189: :2014/05/10(土)22:35:08 ID:
俺はそんなにじろじろ見るのもあれだと思ったから、外の景色を眺めてた。しばらく経って、山田母が玄関の方に戻ってきた。
なんか、無表情というか、なんというか、表現しづらい顔をしてた。
「やっぱりいませんでした?」って聞いたら、「え、ええ・・・」とは言ってたんだけど、なんか様子がおかしい。
で、「どうかしたんですか?」って聞いたら、また無言。
190: :2014/05/10(土)22:36:31 ID:
191: :2014/05/10(土)22:38:27 ID:
193: :2014/05/10(土)22:43:33 ID:
山田母は何も言わなかったけど、そのまま入った。よくそんなことが出来たなと、今になって思うわ。
いや、どうにも山田母の様子が普通じゃなかったし、冷静になれなかったんだと思う。
195: :2014/05/10(土)22:45:59 ID:
女の子らしい可愛い感じの部屋で、机の上やベッドの上にぬいぐるみがたくさんあった。
机の上に、事務の仕事の書類と思われるものと、ノートパソコンがあった。
元彼の写真とか、恵美子の写真でもあるのかなーとか思いきや、そういったものは何も無かった。
196: :2014/05/10(土)22:47:14 ID:
でもまあ、できるだけ詳しく書いていこうと思う。
申し訳ない。
199: :2014/05/10(土)22:52:31 ID:
ドアに「恵美子の部屋」って書かれてて、嫌な気しかしなかった。ドアを開けてみると、窓が無いらしく真っ暗だった。
で、手探りで電気をつけた。
200: :2014/05/10(土)22:54:24 ID:
えっと、何から説明したらいいかわからないわ。まず、ベッドが3つあった。
部屋の奥から、等間隔に並べられてた。
全部暗い色で統一されてた。
入り口側の左億の壁に、机があって、その上に、なんかの書類とノートパソコンがあった。
201: :2014/05/10(土)22:58:24 ID:
百枚はあったんじゃないかな。
小さい子どもの写真とかもあった。
恵美子と思われる写真もあった。で、その写真のほとんどに、修正ペン?か、白いマジックで×印がかかれてた。
写真全体にというよりかは、写真に写ってる人の少し上に。
ぞわっとした。
203: :2014/05/10(土)23:01:14 ID:
204: :2014/05/10(土)23:03:26 ID:
おばさんが外の通路にいたんで、とりあえずそっちに向かおうとしたら、風呂場だと思われるところから、ガタって音がしたんだ。
お化け屋敷でもないのにひぃって声が出たわ。で、パニくってしまって、小声で
「おばさん!おばさん!」と言って小走りで向かった。
山田母が振り向いたんで、一度冷静になってから、「お風呂場で音がしたんで、様子を見に行ってもらえませんか?」と伝えた。
で、俺はそのまま外の廊下に待機。
ドアだけ開けてた。