49: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/11/21(月) 22:37:03.65 ID:y+NcPp2n.net
俺もすぐ見たいと思った。ほんとはどんな音楽をするのか気になったからだ。
俺「着いていってええか?」
ジジイ「…変な目で見られるからやめえや」
俺「遠くで見とくわ」
ジジイ「…そうか」
そういって俺は自転車。ジジイは歩いていつもの駅まで向かった。俺のギターケースはハードソフトだったがジジイはハードだった。
俺「ケース重くないん?」
ジジイ「…まだ若いけえの」
俺「着いていってええか?」
ジジイ「…変な目で見られるからやめえや」
俺「遠くで見とくわ」
ジジイ「…そうか」
そういって俺は自転車。ジジイは歩いていつもの駅まで向かった。俺のギターケースはハードソフトだったがジジイはハードだった。
俺「ケース重くないん?」
ジジイ「…まだ若いけえの」
51: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/11/21(月) 22:41:08.20 ID:y+NcPp2n.net
スーツ姿に違和感しかなかったがスーツ姿でジジイは駅の前に陣取った。
ジジイ「…今日は焼き鳥だな」
俺「は?」
ジジイは無視してギターを取り出してチューニングした。そして筒状の変なガラスを出して歌い出した。
その声はとても力強くて、カッコよくて、渋かった。ジジイらしかった。ピックも使わずギターをバンバン叩きながら歌うのに俺は鳥肌がたちだした。
俺「ジジイ!」
話しかけても歌を途中で止めることはなかった。何度しても曲の途中で止めなかった。
ジジイ「…今日は焼き鳥だな」
俺「は?」
ジジイは無視してギターを取り出してチューニングした。そして筒状の変なガラスを出して歌い出した。
その声はとても力強くて、カッコよくて、渋かった。ジジイらしかった。ピックも使わずギターをバンバン叩きながら歌うのに俺は鳥肌がたちだした。
俺「ジジイ!」
話しかけても歌を途中で止めることはなかった。何度しても曲の途中で止めなかった。
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