不良小学生の俺らが友達の父親を襲撃した結果、予想してなかった展開に…!

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「うわ~♪」「きゃ~♪」という黄色い声援というよりかは

もはやピンクに近い天井に突き抜けるような悲鳴を女子達があげ

その声を聞いただけで男子数人は既に不愉快そうな顔をしてる。

普通の転校生だったら自己紹介でオロオロ戸惑い

上手にしゃべれず緊張感を丸出しにするのだがこの坂倉は違った。

半ばふてくされ気味に「坂倉・・」と告げ

そのまま少しの間があくが二つ目の言葉は彼の口から出てこない。

先生が「趣味とか特技は?」と聞いても「別に・・」と、小さい声でつぶやく。

横に座ってるブス女は「声もかっこいい」などと鼻息を荒くし、ノ~トを広げ

おもむろに「坂倉 ブス子」と書き名字と名前のバランスを心配していた。

「席どこ?もういいでしょ先生?」と坂倉は告げると舌うちしながら席につく。

俺はこの坂倉の態度が鼻についた。

バカ女達がイケメンとのロマンスを妄想で繰り広げるにはもってこいのオカズになりえるルックスだ。

やや悪ぶった態度がさらにメスの本能を刺激させて脳みそをイカれさせるには十分。

いいオカズをもらい、尻尾振って喜ぶ発情期のメス犬共。

こいつらの声援はどうでもいい。

俺はこの舐めた態度にランドセルを背負わず肩掛けバッグでやってきて

どこの角度から見ても生意気なこいつをしめる!と 一人意気込んでいた。

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