油田だった。
マイナーなエロマンガ雑誌を立ち読みしている様子だ。
俺はためらった。挨拶すべきか?
気づかぬフリでやり過ごすか?
でも後で油田に気づかれ
無視したと思われのもウザったい。
俺は油田に近づくと「こんばんわ」と声を掛けた。
油田はこっちを向くとメガネの奥に
キョトンとした瞳を泳がせ。
「ああ・・・どうも。こんばんわ」とボソリ・・・。
終わりでいいかな?
64: :2008/06/17(火) 07:57:33.92 ID:
なんという展開wwwww
コンビニで新田さんに会ってフラグたつかと思ったじゃねぇか!
65: :2008/06/17(火) 07:58:51.83 ID:
>>64
だから油田とフラグなんだろ?
66: :2008/06/17(火) 08:03:52.45 ID:
俺は「それじゃ」と言ってその場を離れた。
数本の飲み物を購入しレジに向かう。
すると俺の後ろに油田が並んだ。
こうなると無視できなくなる。
空気読んでもう少ししてから並べよ!心の中でそう呟く。
俺は仕方なく話しかけた
「油田君はあそこのマンションいつから?」
確実に年下だろう。タメ語でOKだ。
「大学入った時からだから・・・。1年くらいです」
ということは今が2回生。
20歳前後はまんざらハズレでもなさそうだ。
「あそこに住むのになにか注意する点あるかな?」
話すことが無いので無理やり話題を作る。
「う~ん。そうですねぇ」
油田が答えようとした瞬間。
69: :2008/06/17(火) 08:09:25.48 ID:
「次の方どうぞ!」レジのお姉さんに促された。
会話途中の中断。
これは会計が終わった後も油田を待つ流れなのか?
タイミングが悪いよ。
そう思いつつ会計をする。
油田はさっさと答えを言えばいいのに
律儀に俺の会計を待っている。
結局俺は油田を待つ事にした。
続きは次のページで!