その度におふくろは昼夜を問わず俺を迎えに来てくれた。
そして涙を浮かべながら、必死に頭を下げてくれた。
帰り道、おふくろと並んで歩く・・・。
そしておふくろはいつもこの台詞を言う。
「貧乏でごめんね・・・」
9: :2008/06/17(火) 06:02:47.13 ID:
中学で親父を亡くしたのに高校でグレるとはなんてやつだ!
9: :2008/06/17(火) 06:06:05.68 ID:
>>9
いや。親父亡くしたのは中1
半年後には既にタバコ吸って
そこから高校までは結構悪質なグレ方をした
15: :2008/06/17(火) 06:08:36.84 ID:
>12
悪質なグレ方ってやっぱりトッポの先までチョコが入ってなくてキレたりとかそういうの
>>15
あんまり大きな声では言えないけど
ケンカに刃物は使ってた。
あの時は何考えていたんだろう
11: :2008/06/17(火) 06:04:31.68 ID:
引越し業者が俺の荷物を積み込んでくれた。
俺も車に同乗させてもらうことにした。
玄関を出る時俺はおふくろに言った。
「じゃ行ってくるね!体に気をつけてね・・・」
おふくろは昔の様に目に涙をためて俺の手を握った。
そして「これを持って行きなさい」と言って茶封筒を握らせた。
13: :2008/06/17(火) 06:07:45.92 ID:
おふくろに見送られて俺は車に乗り込んだ。
「今度この家に帰ってくるのはいつだろう?」自分の育った家を眺めてそう思った。
茶封筒の中身を見た。
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