46 :名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:31:14.99 ID:gRlmCOqV0
俺はAに電話をした。
が、出ない。何度かけても。
「ちょっと話がある。メールでもなんでもいいから連絡しろ」
そんなメールを送るとすぐに返信がきた。
「1君、久しぶり♪1君からメールくれるなんて嬉しい」
「どうでもいい。お前、Eさんに嫌がらせのメール送っただろ。いい加減にしろ。俺はお前が嫌いだし、転勤したのもお前から避けるためだ。気持ちが悪い。消えてくれ。警察に行くぞ」
そんなメールを送った。
本当にこのときはキレていたんだろう。
その場にAがいれば本当に殺していたかもしれない。
「1君が何言ってるのか分からないな。ねえねえ、それより、私に会いたい!?私もね、転勤願い出しちゃった!!また1君に会えるって考えたらドキドキする〜」
俺の中の怒りは消えて、恐怖が再び芽生えた。
また、あの生活が始まるのか・・・そう思った瞬間一気に力が抜けて、Eさんが心配そうに俺を見ていた。
48 :名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 04:35:00.29 ID:gRlmCOqV0
翌日、俺は会社を休んで警察に行った。
無論、Aのことを相談するためだ。
PCに移していたメールを警察に見せて、なんとかしてもらおうと考えた。
近所の交番に行って「ストーカー被害に遭ってます。証拠はこのPCにあります」
そう言うと警察は
「こんながたいの良い男が何言ってんだ?」
って顔をしたが、俺があまりにも真剣な顔をしていたためだろう、奥の部屋に通された。
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