13 :名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:45:25.33 ID:gRlmCOqV0
恐怖でどうしようもなかった俺は走りに行くのを諦め、共通の友人であるDに連絡を取り、迎えにきてもらう形をとった。
あくまで俺とは関係ない風を装ってもらった。
俺は風邪をひいてしまい走りには行っていないという設定にした。
Aの奇行を知っていたDは快く引き受けてくれた。
ブラインドから様子を伺っていると、だいぶしぶってはいたようだがようやく二人で歩き出した。
あれは本当に怖かった。
学校の昼休みに二人で話した。
案の定、号泣されたが、なんとか別れることができた。
だがな、ここからが本当の地獄だった。
15 :名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:47:01.67 ID:wyxNoxkS0
はよ
16 :名も無き被検体774号+:2013/05/12(日) 02:48:25.73 ID:gRlmCOqV0
俺は部活を辞める覚悟だったんだが、Aが辞めた。
俺は内心ホッとしたのだが、罪悪感のようなものもあった。
Aがバスケを好きなのは知っていたからな。
たしか別れて3日程たったある日、Aからメールが入った。
アドレスを消したりはしていなかったが、もう連絡はこないだろうとタカをくくっていた俺は焦った。
内容はめちゃくちゃ長文。
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