そこに居たのは従業員で社長の息子さん(30代半ば)
鍵かけたはずなのになんで!?
ていうかなぜ入ってきた!?
とパニックで固まっていると向こうが
「マスターキーで開けたんだ」と言ってきました。
そこからはパニックで記憶が曖昧なのですが要約すると
・仕事一筋で出会いがなかったけど君に一目惚れした、付き合ってほしい
・(自分の手首を見せながら)昔自○しようと手首切ったんだ…。
・付き合ってくれるよね?(手首に残る大きい傷跡を見せながら)
・恐怖でなにも言えない私にハグ
悲鳴はなんとか抑えました。
部屋に侵入し
抱きつく人と付き合う気はさらさらありません。
でもハッキリ断ったら何をしでかすかわからない相手。
自分なんかじゃ釣り合わないもっと良い人がいますよ
などと心にもない事を必死に言っても引き下がらず…。
精一杯笑顔を作りながら
「前向きに考えさせて下さい」と追い返しました。
相手が出てったのを確認し、大慌てで荷造り。
社長に言いつけようとは考えてませんでした。
だってマスターキーは常に社長が持ち歩いているんですから。
肌身離さず持ってる物はさすがに盗めないと思いました。
荷物をまとめ、
みんなが寝静まった頃に非常階段から逃げました。
見つかったらどうしよう追いかけてきたらどうしよう
焦りと恐怖で泣きながら逃げました。
ある程度走り、
あまり使われてないであろう公衆トイレに隠れました。
そしてそのまま一晩過ごしました。(寝れなかった)
交通機関が動く時間に荷物をコインロッカーに預けました。
そしてそのままハローワークへ。
ハロワで見つけた求人でしたので社員に暴露。
そして次の就職先を探し始めました。
ハロワの人は半信半疑といった様子でした。
不健康そうな見た目の喪女に言い寄る男なんていない
そう言いたげな顔でしたorz
ハロワを出ると携帯に恐ろしいほどの着信が。
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