泣き虫なのは大きくなっても変わらないなあ、と妙にさばさばしていたのは憶えている。
とりあえず久しぶりに頭を撫でてやりながら、
「何もかもひっくるめて、お前のことを引き取ってるんだから、気にすんな」
って言ってやった。
メイは23歳で結婚しますが、
結婚式での2人のエピソードが泣けます・・・
それ以降、何も言ってこなくなったが、あいつのことだからまだ気にしてるだろうな。
メイは高卒後の進路について、看護学校に行きたいと言い出した。
この頃には
「遺産や保険金があるから、進学するにせよなんにせよ、お金の心配と遠慮はするな」
という話はしていた。
その上で、
「自分がやりたいと思うことがあるなら、行けばいい」
と思っていた。
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