隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・【涙腺崩壊】

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「あれ、まだ早くない?」「今日、日直なんです。」短い会話かわして、送り出した。

「…よく笑うようになってくれたんですよ。」

お母さんが、嬉しそうに言って、また頭下げた。

貸した千円は、ちゃんと言った日に返ってきた。

「あは。ホント助かりました。」恥ずかしそうにそう言って、笑った。

あの一件以来は結構自分達の事もお互い話すようになって。

「学校慣れた?」と言う俺の問いかけに答えて「あんまり居場所無いです。」

不用意に聞いた俺に普通の口調で言った時は、またやっちゃったかと。結構へこんだ。

彼女がアパートに越してきたのは小六の夏頃で、慣れる前に中学上がってまたクラス替わって。

四月に中学行き始めてもお母さん体調悪い時期で、学校休んだり途中で帰ったりで。

周囲と打ち解けるタイミングを完全に逸して、浮いてる。それ聞いてまた、へこんで。

友達とか知り合いがいなくて、寂しくて俺と接するようになったんだろうと思った。

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