彼女は明細見せてくれて。自分が働けた事の証明だと嬉しそうに眺めながら、
「ちゃんと働いたお金ですよね。」「うん。」「あは。やっとですね。」思わず撫でた。
振り込みあった次の日に全額引き落として。遣り繰り任せる為にお婆さんに渡したけど、
お婆さんは「あんたの稼いだ物やから。」と、一万円を彼女にお小遣いとして返した。
それまでは必要な物出来たら貰うだけで、お小遣い貰った事無くて。多すぎると慌てながら、
半分でいいとか、収入減ってお小遣い貰って家計は大丈夫なのかという心配も口にした。
けど「全部は取れん。」の一点張りで譲らず。彼女も戸惑いながらも受け取る事になって。
財布に一万円札持つの怖いからと、千円札と五百円玉に崩してから貰ってた。
ずっと貰ってばっかりですからと、牛丼奢ってくれた。普通の牛丼がやたらと美味かった。
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