直ぐに電話を自分から離したかった俺は、Sに断りをいれ電話を切り投げて、
部屋のTVをつけ、DVDに取っていたお笑いを入れて見続けていた。
朝まで起きており、会社に行く気になれずに、上司に電話しようと携帯を取ると、着信履歴14件。
全てHの携帯から。最後の一件には留守電が入っていた。
朝になっていた為か、少し強気になってきていた俺は、それを聞いてみた。
『ピーお前じゃないかあ。お前かあ?ははははははははははははははははははははははははは』
一気に寒気が来た。
『はははは』の笑い方が、Hの笑い方にそっくりだったから・・・。
649 :本当にあった怖い名無し:2008/02/02(土) 03:12:03 ID:2ig1kyEb0
直ぐにSに連絡し、「Hの家に行って欲しい」というと、
他の友人とGも一緒に行って確認してくれる、との事だったので、お願いをして連絡を待った。
夕方の4時ごろ電話が鳴った。
Sの話をまとめると、
昼過ぎにSとGとM(高校時代の友人)はHの家に行くが、誰もでない。
MがHの大学時代の友人と知り合いだった為、連絡を取り、母親の家の住所(同じく地元)を聞き向かう事へ。
しかし、母親の家の住所にあるのは、蔦がグルグル巻きになっており、見た目はボロボロに。
買ってまだ10年も経って無いはずだが、手入れも全くされていない様子で、ガラスが割れている窓さえある。
人が住んでる様子には見えなかったらしい。
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