30分近く震えながら考えたが答えは出てこない。
こっちから電話をしたいが、Sの話が忘れられず躊躇してしまう。
ただ、このままだと埒があかない。
結局電話をする事に。手は振るえ、心臓はどきどきしていた。
部屋中の電気をつけて、襖やドア、部屋のカーテンを閉めて、着信履歴からHの携帯に電話をしてみた。
やっぱりするべきじゃなかった。
647 :本当にあった怖い名無し:2008/02/02(土) 03:08:44 ID:2ig1kyEb0
受話器から聞こえるコールの音。1回、2回、3回・・・
心臓がバクバクする。5回、6回、7回。プッ・・・
留守番電話に切り替わる。
その瞬間『今から死にます』と、Hの声が流れ始める・・・。
『今から死にます。全部の音を残しておくよ。お前を呪ってやるから。
呪ってやるからなあああああああ。
ガああああああああああああああああああああああああああああああああああああああピーー・・・』
直ぐに電話を切って放り投げた。Sの言った事は本当だった。
『電話したら、Hの声で・・・死ぬ前に取ったっぽいのが、留守電のボイスに入ってた・・・』
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