クラスでいじめられていた盲目のJKが人気者の男子と付き合った結果

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303:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/14(木) 08:16:06.05 ID:/jBI1+iy0
ざあああああああああああああああ

男「……え?」

男「が、学校いないって……な、なんで? き、聞いてないぞ! お前……!」

女「……」

女「来年、男くんたちは受験期でしょ? 私もね、将来の進学とか、就職とかの準備をしなきゃいけなくて」

女「だからね、そういう人たちのための支援学校に転入する予定なの」

女「周りにはもう入学してる人たちがいて、いろいろお話、聞いたりしてるから……」

男「あ……(月1の交流会って、そういう……)」

女「……みんなとは一緒に卒業できないけど、いっぱい楽しい思い出つくりたいなーって」

女「わがままなこと思ってましたー、あはは……」

304:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/14(木) 08:34:27.91 ID:/jBI1+iy0
男「……わ、わがままなんかじゃ……(ウソ、だろ……なんでそんな大事なこと、今まで黙って……)」

女「……」ごくっ

女「で、でもね、最近……思い出になりそうなこと、いっぱいできて……」

――あ、もしかして男くん、女さんのこと好きなのかなー?――

女「わ、わた……私、男くんと……一緒にいると……す、すっごく楽しくて……」

――ああ、好きだぞ――

女「……っ!」ぎゅっ

(優しさで言ってくれてたのはわかってる……そんなんじゃないって……)

(だ、だけど言わなきゃ……私の、気持ちも……伝えなきゃ……!)

305:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/14(木) 08:57:52.16 ID:/jBI1+iy0
女「……」がた がた

男「お、女……?」

(も、もしかしたら……って、思ってる……そんなはず、ないのに……)

女「あ、あの……楽しいから……」がた がた がた

(ずっと黙っていようと思ってたことまで話して……私、やっぱり卑怯だ……)

(男くんの優しさにすがって……も、もう一度……もう一度だけ、聞けるんじゃないか……って……)

女「あ、あ、わ……わた、し……あの……」がた がた がた

(でも、その前に言わなきゃ……! 今しか……勇気、出せない……!)ぎゅーっ

男「もしかして寒いのか? 肩濡れてるんじゃ……ほら、もうちょっと入れよ」グイッ

女「あ……///」

女「……っ! あの……! わ、わ、私……っ!」

「――っ、男くんが……大好き、です……!」

317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/15(金) 07:24:13.51 ID:/jBI1+iy0
ざああああああああああああ

男「……!」

男「……と、突然どうしたんだよ、す、好きって……」

女「~~っ!」ぎゅっ

男「い、いや、気持ちは嬉しいけど……」

男「う、ん……ありがとう……」

女「……」

男「俺も……女のことは、嫌いじゃないっていうか……」

男「むしろ好き……だぞ」

女「……!」

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