345：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2012/06/16(土) 02:03:39.48 ID:/jBI1+iy0
数ヵ月後
男「……おいおい、ウソでしょ。姿が見えないと思ったら、こんなとこ登ってたのかよ」
男「危ねーからウロチョロすんなって言ってんじゃん、アホかお前は」
女「……（アホ……）」
男「……で？ こんなとこで何してんだ？」
ギュッ
女「お、男くんに抱きついてます///」かぁあああ
男「……そういう意味じゃねえから（恥ずかしいなら無理に甘えんなよ……）」
女「……」
男「？」
346：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2012/06/16(土) 02:04:22.58 ID:/jBI1+iy0
女「空をね、見てたの」
男「空？ ……また？」
女「ん」
男「見えんの？」
女「うん、すっごく綺麗な青空」
男「……（すっごく曇ってんだけど）」
女「……くすっ、男くんも目を閉じればわかるよー」
男「……目？ こう？」スッ
347：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2012/06/16(土) 02:04:58.25 ID:/jBI1+iy0
男「……」
女「……どう？」
男「んー……女がその辺ウロチョロしてる姿が見える」
女「むー……。じゃ、じゃあ……こうしたら？///」ギューッ
男「……」
男「あ……。うん、確かに見える……」
女「……♪」
男（確かに青空が……雲一つない、綺麗な……）
その下で、寄り添う二人の姿が――
【 閉 】
361：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2012/06/16(土) 04:04:28.81 ID:/jBI1+iy0
オマケ
男友「……」
ちゅっ ちゅっ、ちゅっ
男「んー、そこは耳だな。あ、手で探るのはナシだぞ」
ちゅっ
男「惜しいけど残念、そこは鼻」
女「う、うぅ……男くん、絶対避けてるよ」
男「避けてない避けてない。ほら、もう一回」
ちゅっ
男「……ダメだなー、女は下手だなー」
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