朝…か?
何故か眠れなかった。
そうだ、たまにはめちゃめちゃ早く学校に行くのも一興だな。
まぁ学校に着く頃には野球部あたりが朝練をしている頃だろう
アパートの駐輪場には幼馴染の自転車があった。
あいつより早く学校か。ちょっと勝った気分。
こうして俺は学校に向かった。
学校
女友「おはよっ」
早っ!!!
男「一応きくが…」
男「いつも…この時間に登校?確か部活はやってなかったよな?」
女友「うん!いつもこのくらいだよ!部活は…帰宅部だよ!えへへっ」
えへへじゃねぇよ…
男「こんな時間に来て、何してるんだ?」
女友「寝る」
男「は?」
女友「だって誰よりも早く来るっていう記録のためだし。でも最近、幼馴染ちゃんっていう強敵が来たから、記録塗り替えられそうで…あははっ!」
こういう無駄なことに一生懸命になれる人を俺は尊敬します。
幼馴染「…」ガララ
来たか。
幼馴染「!」
男「よ、よう…おはよ」
と言い終わる前に、あいつは教室から飛び出した。
嫌われてるってレベルじゃねぇよイジメだよコレ…。
続きは次のページにてご覧ください。