女友「え…」
男友「…!」
男「ごめん…今まで…言えなくて…」
幼馴染ちゃんがガン?いや、なにより重要なのは死んだこと。もういないということ。
男友「………」
親友を疑ったのは初めてかもしれない。
何故言わなかったのかと。
何故最期を俺たちにも看取らせてくれなかったのかと。
震える右手。俺は必死だった。
女友は子供のように大泣きしている。
まぁこいつは子供だが。
怒りと悲しみの懸命にこらえ、尋ねた。
男友「お前は、どうすんの?」
男「俺は実家に帰って、医者の勉強をすることにした。向こうの高校でな」
そっか…予想通りだな。
男「あいつがガンで死んだなら、ガンの治療の技術をさらに進歩させる、そんな医者になりたい」
男「どうだ、単純だろ」
否定はしない。
本当はひきとめたい。
だが、これはこいつの選んだルートだから、邪魔する必要もない。
男友「わかった…元気でな…!」
男「あぁ…!」
俺達らアパートをあとにした
男友「いい加減泣きやめよ…」
女友「だって…だってぇ…!」
やれやれ…俺だって泣きたいわ。明日も学校だ。
家に帰って大泣きして、それでも明日は来るのだ。
俺は帰った
翌日、先生からの軽い男と幼馴染に関する報告を受けたあと、いつものように授業をうけた。
fin


