女友「花火ー!!」
男友「そう!花火!!男みたいな陰険な奴のために、ちゃんと閃光花火も買ってきた!」
男「だ、誰が陰険だ!」
男友「じゃ、始め!」
女友「よっしゃあああ!!」
俺が最初に手にとった花火は何かって?
もちろん線香花火です
幼馴染「隣、いい?」
男「ん?あぁ」
意外だった。向こうから歩みよってくるとは。
幼馴染「唐突で悪いんだけど…」
男「ん?」
幼馴染「将来の夢…何?」
将来の…夢…?
なんだそれ? 夢?
高校3年生の時点で夢を語る?
……考えたこともなかった。
男「さぁね…秘密」
こんな情けない逃げ言葉しか思いつかなかった
男「お前は?」
幼馴染「秘密」
教えてくれるわけないか
男友「あの二人…なんかいい雰囲気だな…」
女友「うん…」
男友「邪魔しちゃいけないから、少し離れるか…」
女友「そだね…」
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