女(男くんと一緒に居るのが楽しすぎて忘れちゃってた)
女(そうだよ、勘違いしちゃダメだよ……私……)
みんなと『違う』んだから
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/07(木) 08:27:39.68 ID:/jBI1+iy0
女「そ、そうだよー。私なんかと一緒に居てくれるだけでも感謝しなきゃ」
女「私なんかが作ったお弁当食べてくれるだけで……」
女「し、しかも褒めてくれるんだよ? 男くんはやっぱり優しいなー」
――これホントに女が作ったのか? やべ、美味すぎ――
女「……! ほ、褒めて……」
――お前ひょっとして料理の才能あんじゃね――
女「あは、あはは、私……なんかに……」
――化粧、すげー似合ってるぞ――
女「……や、優しいの……」じわ
172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/07(木) 08:36:57.56 ID:/jBI1+iy0
女(楽しいの……一緒に居れるだけで、幸せな気持ちに……)
――あんま勘違いされても困るんだけどな――
女(た、例えそれが……勘違いでも、)
女(便利なだけと思われてても……かまわない、から……)
女「わ、わた……私は……」ぽろ
女(私の気持ちは……勘違いでも、嘘でも……ないから……)
ぽた ぽた
女「……ぐすっ、う、うぅ……側に……」
女「男くんの……ひっく、側に、居たい……よぉ」ぽろ ぽろ
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/07(木) 08:50:02.87 ID:/jBI1+iy0
女子生徒「……女、戻ってこないねー」
女子生徒「ホントに飛び降りとかしちゃったりしてー、ぶはは」
女子生徒「カバン置いたまま帰ったんじゃない? 捨てとく?」
ガラッ
女子生徒「!? っと……!」
男「……」
女子生徒「あ……な、なんだー、男くんかー」
女子生徒「きゅ、急に開けるからビックリしたよねー」
男「……」じろっ
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/08(金) 19:51:06.29 ID:/jBI1+iy0
男「……あれ?」
男「女のヤツいねーのか。ここにいると思ったんだけどなー」
男(カバンがあるってことは、まだ校内だよな……ったくアイツ、またウロチョロして!)
女子生徒(……き、聞かれてはなかったみたいだよ)ひそ ひそ
男「あのさ、女どこ行ったか知らね?」
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