その時Aの父親が俺に話かけて来て
「迷惑かけてごめんね。」
とAが家出したときに書いた手紙と遺書を見せてきた。
遺書の部分は上記の通りだが、この時は本当は見たくなかった。
家出をした際に書かれた手紙には
「○←俺の名前にあいつが憑いてたんだけど、ずっと俺を殺そうと見張ってる。おじさん(Bさんのこと)が○のあいつを御祓いしたからもう大丈夫って言ってたけど、あいつは俺に来たみたい。でも、おとうさんはあいつを御祓いできないだろうし、おかあさんの家に行ってきます。行く道であいつがついてきたら、他に行ってみるね。」とあった。
Aの両親は別居中だったため
Aは母親方の実家に向かったらしかったが
そのまま行方不明になったらしい。
ただ、何故か警察は家出だと言って
行方不明というよりは家出人としてしか扱わなかったそうだ。
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