ビッチA「それはそうかもだけどぉ・・・」
DQN「俺はよぉ、今までオフクロに甘えすぎてたって、今日思い知ったぜ。中学ん頃から知り合いのコネで工場の短期のバイトとか内緒でやらしてもらって、高校入ってからもバイトで自分の金作って、オフクロに小遣いも誕生日プレゼントもせびらねぇ事で満足してたんだ。クソ間抜けな話だぜ。自分の遊ぶ金を自分で作るっつう、当たり前の事をしてただけなのに、それでオフクロに迷惑かけてねぇとか、俺は自立してるだとかって勘違いしてたんだ。実際、俺の学費や税金や光熱費は全部オフクロが払ってくれてたのによぉ。」
非リア「バイトもしてない僕には、返す言葉もないや・・・」
ビッチA「あたしもぉ・・・」
DQN「まぁ、でも、俺ももう高3だ。卒業まであと9ヶ月。もうここまで来たからにゃ、キッチリ卒業したいと思う。コイツは俺のチンケなプライドだ。今すぐ学校やめて働かねぇ代わりに、少ねぇけど、この単車代をブッ込もうってワケだ。世の中ギブアンドテイク。タダで楽しい思いはできねぇよ。」
非リア「・・・。」
ビッチA「・・・。」
シュポッ
DQN「ふぅ~・・・・・・ありがとな、お前ら。聞いてもらったら何かちょっと楽になったわ。たまには人に話すってのも良いモンだな。」
非リア「僕には・・・聞くぐらいしかできないから・・・。」
ビッチA「・・・。」
DQN「さぁて、色々面倒見てもらっといて悪いんだが、俺そろそろ寝るわ。さっき、帰ってくる時によぉ、バイト先の先輩に電話して、先輩が明日入るハズだった6時~16時の枠、代わってもらったんだ。って事だから非リア、明日俺、学校休むんで、よろしく。」
非リア「う・・・うん・・・・・・分かった・・・」
ビッチA「・・・バイト、頑張ってね・・・・・・」
DQN「おうよ。バリバリ稼ぐぜぇ。」
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