DQNの自室
ベス「ハッ ハッ ハッ ハッ 」フリフリフリフリ
DQN「~ってワケだ。」ナデナデ
非リア「そっか・・・おばさん、ついに体壊しちゃったのか・・・」
ビッチA「っていうかさぁ、その借金ってぇ、ホントにDQNママが返さなきゃいけない系なのぉ? 闇金とかじゃ・・・」
DQN「いや、闇金じゃねぇ。ちゃんと法律の範囲内でやってる、まともな金貸しだ。非リアには前に話したが、親父とオフクロは俺が小3の時に離婚したんだ。っつっても、円満離婚だったからよぉ。それ以降も連絡は取ってたし、親父が俺を釣りや映画に連れてったりもしてたんだ。で、俺が小6ん時に、親父が新しい商売をする為に金を借りたいから、連帯保証人になってくれと抜かしやがってよぉ。」
ビッチA「DQNママ、保証人になっちゃったワケぇ?」
DQN「あぁ。オフクロも考えが甘いぜ。当時、親父は毎月の養育費の振込を一度も欠かした事がなかったから、金の事なら大丈夫だろっつって信用しちまったんだ。まぁ、元夫婦の腐れ縁ってのもあったんだろうけどよ。で、それからしばらくして、親父と連絡が取れなくなっちまった。まぁ、要するに親父の野郎、飛びやがったワケだな。養育費の振り込みも途絶えて、親父の借金は丸々オフクロの物になっちまった、と。」
非リア「ねぇ。借金って、あといくら残ってるの?」
DQN「150万ぐらいだな。先月、ようやく元金は返したんだ。だからこれ以上はもう増えねぇ。」
ビッチA「そっかぁ。じゃあ、とりあえずはまだ安心なんだねぇ。」
DQN「まぁな。だからとりあえず、俺が単車買うために貯めてた60万をそこにブッ込んでよぉ、一気に減らしてやろうと思ってんだ。」
非リア「ん~、仕方ないけど・・・・・・DQNの大事なお金なんだよね・・・」
DQN「良いんだよ。単車に乗れなくたって死にやしねぇ。けど、オフクロをこれ以上働かせたらマジで死ぬかも知んねぇんだ。使わねぇ手はねぇ。」
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