178: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 11:29:10.98 ID:gbVTowXAO
A子「・・・あたしにも、気ぃ許してくれてんの?」
非リア「うん。もちろん。」
A子「・・・・・・ふふっ。何か嬉しいかもぉ。ごめんね、それなのにあたし無神経で。」
非リア「ちちち、違うよ! A子ちゃんが悪いんじゃないよ! 世の中、吃音を全く気にせず働いてる人もたくさんいるんだし、僕がちょっと気にしすぎなだけだから! A子ちゃんは何も気にしないで!」
A子「・・・・・・うん。」
A子(どこまでも優しすぎぃ。)
179: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 11:29:46.77 ID:gbVTowXAO
A子「でもぉ、そうなるとぉ、スーパーのレジとかもダメだよねぇ。何が良いんだろ? お客さんと喋らなくて良い仕事・・・・・・工場とか?」
非リア「ん~、僕もそう思ってさっきから探してるんだけど、工場はどこも朝から夕方までのフルタイムばかりなんだよねぇ。」
A子「だねぇ・・・倉庫整理・・・あ~、これもフルタイムだぁ。」
非リア「・・・・・・あっ、これが良いかも。ラーメン屋さんの厨房スタッフ。」
A子「えっ? でも厨房は厨房で、スタッフと話はしなきゃいけないんじゃ・・・」
180: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 11:30:33.52 ID:gbVTowXAO
非リア「うん。ホントはそれも不安だけど、お客さんと話すよりはまだ良いかなって。お店に迷惑かからないし。それに、工場や倉庫が無理な以上、もう四の五の言ってられないかなぁって。」
A子「大丈夫なのぉ?」
非リア「うん。大丈夫だよ。僕だって将来、本格的にバイトや就職はするんだし、それの足慣らしだよ。」
A子「そっかぁ。あっ、じゃあ、これも良くね? そば屋の厨房。短期OK。」
非リア「あっ、良いねぇ。そこも応募しよう。あっ、これも良さそう。宅配ピザの厨房スタッフ。これも短期可だって。」
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