非リア「ご、ごめん。僕やっぱり、DQNの家に行かないと。」アタフタ
ビッチA「DQNの家ぇ? なんでぇ?」
非リア「もし、DQNの帰りが遅くなるようだったら、ベスのご飯をあげる人がいなくなっちゃう。」
ビッチA「ベスぅ?」
非リア「犬。DQNが飼ってる犬。」
ビッチA「へぇ。DQN、犬飼ってんのぉ?」
非リア「う、うん。ベスのご飯や散歩は、全部DQNの仕事なんだ。だから・・・」
ビッチA「そっかぁ。じゃあ、そうしよぉ。」
非リア「えっ?」
ビッチA「DQNん家。行くんでしょ?」
非リア「A子ちゃんも来るの?」
ビッチA「ダメ?」キョトン
非リア「!!」ドキッ
非リア(く、首を傾げるポーズ、カワイイ!)
非リア「い、良いよ。」
ビッチA「じゃあ、行こぉ。」
非リア「う、うん。でも、その前にホームセンターに寄ろう。」
ビッチA「ホームセンター?」
非リア「DQNの家には入れないから、ベスのご飯と水を買ってかなきゃ。」
ビッチA「あ、そっかぁ。」
近所のホームセンター
非リア「ドッグフードって、色々あるんだなぁ。」
ビッチA「ベスがいつも食べてんのはどれぇ?」
非リア「それが、分からないんだ。さすがにドッグフードのパッケージまでちゃんと見た事はないから。」
ビッチA「まぁ、人ん家の犬のドッグフードなんてぇ、そんなに注意して見ないよねぇ。」
非リア「う、うん・・・。」
ビッチA「ベスって何犬?」
非リア「大型犬。」
ビッチA「じゃなくて種類ぃ。セントバーナードとかぁ、シベリアンハスキーとかぁ。」
非リア「あぁ、な、何だったかなぁ。黒くて優しい顔してて、なんとか“レト”なんとかって・・・」
ビッチA「ラブラドール・レトリーバー?」
非リア「あっ、それだ!」
ビッチA「へぇ~、ラブ飼ってんだぁ。」
非リア「ラブ?」
ビッチA「ラブラドールのあだ名ぁ。あたしも昔飼ってたんだぁ。ラブラドール飼ってる人はぁ、みんなラブって呼ぶのぉ。」
非リア「へ、へぇ。そうなんだ。」
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