111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:53:10.34 ID:8UYqcpTd0
その頃、クラスでは体操服盗難騒ぎは少し落ち着きはじめてた。
一週間くらい経っていたはずだし、クラス一の可愛い子ならまだしも
ケニアの体操服なんて微塵も興味ねーよ、というのがみんなの本音だろう。
そのおかげで体操服をロッカーにいれるのは難なく成功した。
俺は密かにまた障害があるんじゃ?と期待した分、拍子抜けだった。
翌日、ケニアが「あ、あれ……え?え?」
とかきょどりだしたところで事件は終わりだと思った。
しかし、体育の時間にまさかの急展開をみせる。
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:56:15.86 ID:8UYqcpTd0
その日の体育は跳び箱だったはず。
ほどなくして女子の集団がざわつきはじめた。
運動が得意な俺とイケメンは技を競い合って遊んでた。
片方がハンドスプリングとか前宙を繰り出し
もう片方が「ば、ばかなっ!」とか「くっ強い…」とか言う遊びだった。
そこで先生から集合の合図があった。
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:57:54.02 ID:4b4A9rG20
お前イケメンと仲いいなwwww
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:57:52.78 ID:O9ERMT0g0
なかなか面白いなwww
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 01:59:34.71 ID:8UYqcpTd0
なんだ、と思って集まった俺たちは驚愕する。
なんとケニアが泣きながら突っ立っていた。
一瞬ばれた!と思ったけど、イケメンと顔を見合わせ黙っていた。
デブはその後ろであからさまにオドオドしていた。
そして先生はゆっくりと口を開いた。
「女子はもう帰っていい。男子はちょっと残りなさい」
あぁ…終わった。と思った。
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