46: efficus ◆3dGTQi3jXk 2007/06/17(日) 21:56:25.65 ID:TCmNTYtA0
世間話で間を持たせ、僕は決して振り返らない。
僕の後でてくてくと足音が聞こえる。
バス亭に着いた所で、メリーさんの声が涙声になっていた。「お願いですから、振り向いてください…」これ以上やったら本当に泣いてしまいそうだったので
僕は観念して振り向いた。
そこには半べそかいているメリーさんがいた。「いじわる…」む。しまったやり過ぎた。
メリーさんは本格的にスネ始めた。
僕はどうにかしようとあの手この手を使い。
結局は放課後にクレープを奢る事で和解した。
イタズラはほどほどに。
そんなやりとりをしていると定刻通りにバスが来た。
僕の後でてくてくと足音が聞こえる。
バス亭に着いた所で、メリーさんの声が涙声になっていた。「お願いですから、振り向いてください…」これ以上やったら本当に泣いてしまいそうだったので
僕は観念して振り向いた。
そこには半べそかいているメリーさんがいた。「いじわる…」む。しまったやり過ぎた。
メリーさんは本格的にスネ始めた。
僕はどうにかしようとあの手この手を使い。
結局は放課後にクレープを奢る事で和解した。
イタズラはほどほどに。
そんなやりとりをしていると定刻通りにバスが来た。
54: efficus ◆3dGTQi3jXk 2007/06/17(日) 22:05:35.50 ID:TCmNTYtA0
「今日は乗ってくの?」
メリーさんにそう聞きいた。
「そうしますでも…無賃乗車じゃ…」
と、お金の心配をしていた。
どこまでも律儀な子だった。
まぁ、それがメリーさんのいい所なのだが。
バスへ乗り込むと、いつものように一番後ろの席へ。
案の定、一人で5人分の席を占領する浩平の下へ
「おはよう、昨日はありがとな」
「やぁ、いいって事よ。お前の頼みだ
いつでも手を貸そう」
そうさわやかに言いのける浩平。
「あの…この方が浩平さん?」
メリーさんが耳元で話しかける。
当たる息がくすぐったい。
僕以外に声は聞こえないのだからヒソヒソ話の意味はないのだが。
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