131:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:45:10.92 ID:t4eqgCHaO
受付「慣れてるじゃん、めんどーな大人の相手シカタさ。前から思ってたけど、本当に高校生なりたて?」ジィー
男「そう、ですけど、いやっ一週間前ぐらいにみたでしょ? 俺の制服姿を…」
受付「くす、そうだったね。確かに、そうだった」ニコ
受付「でも好きだよ。君のそういった気苦労多そうな部分、魅力的だと思う」クス
男「──ゴクッ」
男(はぁうっ!? な、なんだこの空気!? 視線逸らしたいのに逸らせない!)
受付「……」じぃー
男(どうして無言で見つめてくるんだ!? やばい、何がやばいか知らんがとにかくヤバい!)
受付「どしたのよ、見るからに緊張しちゃってさ。いつも余裕ある君らしくないじゃん」ススス
男「なっなーに言ってるんですかーっ? 意味不明ッス、理解不能ッス、全くもって!」ススス
受付「──意識、しちゃった? お姉さんと一緒の部屋に、二人っきりだもんね」ズズズイッ
男「あっははまっさかー! んな冗談はたち悪いッスよほんっとにぃ~~~……っ!」ズサァッ
トン!
男(おぅあ!? 壁まで追いつめられたァ!?)
受付「……」
男「…な、なんですか…?」ダラダラダラダラ
受付「──騒ごっか?」ニヘラ
男「え”っ?」
受付「ふたりでいっしょ、おんなじことシて、わいわいきゃっきゃって──お姉さんと、君で」スッ ぐいっ
男「や、厄払いって意味でっ? うぉおっ?」ドサッ
受付「んふふ。そうそう、二人で一緒に厄払いだよ~~」すとん
132:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:47:03.77 ID:t4eqgCHaO
男「……何故、俺の腹の上に座るんスか……」バクバクバク…
受付「君に、近づかなきゃ騒げないからじゃん、ね? 後のことはお姉さん任せで良いから…」スススッ…
男「うッ、受付さんッ!? それ以上は流石に変な感じにッ、つか服を捲るのは一体どんな理由があって…っ!?」
受付「ほほぉー…」コショコショ
男「わぁひぃ!!??!」
受付「やるやないの、君。ちょっと驚いた、坊ちゃん育ちかと思ってりゃ中々どうして」サスサス
男「だぁーーーーッッ!!」びびくん
受付「くふふ、おなか触れて「だぁー!」とか叫ぶ人はじめて見たし。ね、ね、じゃあこっちはどぉーかなぁ~?」
男(くひっ、おひぇっ!? っっっ……た、耐えるんだ俺最後までッ! ここで機嫌損なわせる訳にいかないのだ!)
男(知ってる、分かってる、この状況がモロに危ない一歩手前だということはッ! しかし…ッ)
男(しかし、だ…ッ!!)チラ
ぽたり ぽたり ぽたぽた…
男(──シャワールームのドア隙間から水がこぼれ落ちてるんですけど! なんか真っ赤な奴が!)ゾゾゾォ
受付「こことかどぉ?」
ビシャッ! バシャバシャ…
男「わあああああああああああああああッッ!!??」
受付「絶叫は凄すぎ、敏感すぎでしょー」ケラケラケラ
男(しくされこの…っ…のんきに笑っとる場合かアンタ!)
男(だが、後ろの状況を知られ逃げられたらかなわない…ッ! 耐えろ、迎える転機までこの状況下を…っ)
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