とある場所で美人な祖母と同棲することになった男子高生➡︎そこで男子高校生が起こした行動とは!?

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129:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:44:06.46 ID:t4eqgCHaO
次の日

受付「ありゃ重傷だ。想像してみ、あの温厚なケルケル君がさ、流暢な英語で罵詈雑言の場面をね」

男「ハイ…マジ気安く頼んでスンマセンでした…っ」ドンヨリ

受付「君がダメージ受ける必要ないのに、どったの?」

男「いえ、無視してください…儚い俺の夢が砕け散っただけの話です…」

受付「うむぅ、にしても見逃せない状況になっちゃったなぁ。従業員が認めちゃえば対策を講じないとね、流石にさ」

男「…何か案でもあるんですか?」

受付「御札貼ろっか。あと部屋の隅に塩盛って、部屋の空気の出入り口にちょっとお高いお香を焚いてみよう」スッ

受付「そういや昨日の晩酌のお酒、残ってたっけ。神棚上げてないけど、まっいっか」

男「え、えっ? あれ、意外としっかり考えてたんですねっ?」

受付「おいおい、失礼なやっちゃなチミ。言っとくケドお姉さん、これでも現職の巫女さんよ?」

男「はぁっ!? 嘘でしょそんなん!?」

受付「ハイ傷ついた~~お姉さんのやる気全てその反応でブチ折られたので、もう帰りまーす」

男「ま、待ってください! ごめんなさい! 謝りますから、どうか戻ってきてください! 何でもしますから!」

受付「…いったなぁ~?」キラリン

夜 44号室

男(確かになんでも、とは言ったけども…)

受付「ほれっ、もっとツマミもってこォーい! ゲラゲラゲラゲラ!」

130:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:44:41.51 ID:t4eqgCHaO
男(一晩、晩酌につき合えって。後で使うっぽいお酒飲んじゃってるし、しかし無碍にしても解決しない…)

受付「げぇえぇぷ」プヒー

男「……。敢えて突っ込みますけど、豪快ですね本当に」

受付「にゃははー、おねえひゃんらんはぁ~すろいのれす!」

男「呂律ヤバいヤバい。…だ、大丈夫なんすか?」

受付「んぐっんぐっんぐっ──ううん、大丈夫じゃない、明日地獄みると思うよん?」

男「なら何故そんな無茶を…」

受付「知らないのー? 騒ぎは一種の厄払い、だから世の中にお祭りって概念があるんだから」

受付「人が居て、皆騒いで、血の通った空間は、吹き溜まった厄を洗い流すの」コトリ

男「へぇ~そりゃ凄いっすね、なんだか格好いいです、受付さん」

受付「ほめろー! もっとお姉さんをうやまえー!」

男「へへぇ…どうかご贔屓にお願いしやす…へへっ…」トクトク…

受付「ん…」

男「でも、これぐらいにしておいて下さい。あんま飲み過ぎて辛い目にあってる姿も見てて辛いですし」

受付「ん? んん、うん…」くいっ

男「って、聞いてねーなこの人。ま、まあ除霊的なことしてもらってる立場ですし多くは言いませんけども…」

受付「……。なんか、きみ、イイね」ジッ

男「へっ?」びくっ

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