127:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:41:30.30 ID:t4eqgCHaO
男「け、消したの方がいいの? 前に電気は消さない方が良いって…」
清掃「ヘイキ! ユーレイなんてボク信じないから! どーまんせーまんだよ、オトコ!」
男「う、うん、台詞はアレだけど度胸は頼もしいね…」
──パチン
清掃「えへへ」ニコニコ
男「? どうしたの、うれしそうだね」
清掃「とってもなつかしーフンイキなのです。ボク、故郷で兄弟たくさんで小さな部屋で寝てた!」
清掃「今それをちょっと言いたかったの、オトコにね!」ニコ
男「ふーん、そうなんだ。ちなみにどれくらいの大きさだったの?」
清掃「ここの三分の一ぐらい?」
男(やべぇ…軽く想像を超えてきたので、気安く感想を言いにくい…)
清掃「ジャパンは高く細く家を造るからすごい」フンスー
男「そ、そうだね日本ってやるときゃやるよね…」
清掃「あ。そういえばオトコはどうだったの?」もぞり
男「ん? なにが?」
清掃「前の家ね。ココ来る前はどんな感じの部屋だった?」
男「──……」
男「いや、別にフツーの部屋だったよ、特に何も無い、かな」
128:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 17:42:00.75 ID:t4eqgCHaO
清掃「そうなの?」
男「兄妹も居なかったし、両親も毎日仕事で家にも居なかったから、あれだね、中学生の頃は友達よび放題」
清掃「……」
男「休日前になんて、男の友達と真夜中にお酒を飲んだりしてさ。べろんべろんに酔っぱらって大変だったよ」
清掃「……」
男「え、えと、そんな感じだったんだけど…?」チ、チラリ
清掃「すっごい楽しそう! ケルケルも一緒にいたかったそこ!」ぱぁああ
男「あ、うん! お酒は懲り懲りだけど、今度はココで一緒にやろうよ」
清掃「うん! やろうよ、ね!」ニコニコ
ぽちょん
男「今の音って、」ババッ
清掃「──オトコ、静かに」シッ
ぽちょん
男「シャワールームから、だよなコレ…うわっ…どうしようどうしよう本当に…!」
清掃「大丈夫、安心して。ボクが居るからヘイキ」スサササッ
清掃「ボクが見るよ、怖くないしヘイキだし、オトコはそこで待っててね」コソーッ
男(ケルケル君…っ!)
清掃「どまーんせまんッ! わるいごはいねがァーッッ!」がぱぁ
男(色々間違ってるけど威勢は格好いいよ!)
清掃「……」
男「…? け、ケル君? どうしたの固まって──」
清掃「…ファック…」スッ ばたこぉーん!
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