美しすぎる学校の先生が不登校になってしまったので家にお見舞いに行った結果・・・

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60: 名も無き被検体774号+ 2014/03/12(水) 08:52:49.13 ID:zSMs1Lti0
 全部図星なのだった。
ユウキがどんなに説得力のない侮蔑を言ったって、どんなに短絡的な暴言を吐いたって、
それを聞き流せるような精神状態が、今の僕に備わっているはずがなかったのだ。低次元の思いだと言われたのも、馬鹿馬鹿しいと言われたのも。
そんなの全部、僕だってそう思っていることなんだよ。夜の海で、先生がこちらを見ていた。
「いっしょに逃げてくれる?」と聞いた。怖かったのだ。思い出すだけで恐ろしい。
僕は尻尾を巻いて逃げ出した。

到底僕には無理だと思った。
どんなことがあっても、彼女を好きでいるという自信がなかった。
僕にとどめを刺したのは、ほかならぬ僕自身だったのだ。

じゃあ、どうすればよかったんだよ?
先生と一緒に、あのまま、海に沈んでしまえばよかったのか。
そんなこと、できるわけがないじゃないか。

なあ、ユウキ。
ユウキならどうしたかな。
それが聞きたい、けど、歯の根が合わない。言葉にならない。
興奮だろうか。いや、恐怖だろう。
怖くて怖くて仕方がないんだ。今だって。

ほうら、ユウキが立ち上がる。
ゆっくりとこちらに歩いてくる。
固く握られたこぶしが、震えているのが見える。

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