受けるかどうかは自分で決めろ、
俺はそれに従う、
なんてかっこいいことを言っていたのに、
醜く食い下がる俺。
そしたらチビ助は耐えきれなくなったのか、
重い口を上げた。
曰く、正直ヤンデレに耐えられなくなった、
俺の愛は重すぎる、
関東組の奴に告白されようがされまいが、
どのみち俺とは別れるつもりだったと。
そんなことをつらつらと語られた。
もう完全にダメだと悟ったとき、
俺も首を縦に振った。
好きな人をふらっと来たうまい面子に
かっさらわれるということを
2連続で体験した俺は、
それこそ屍のような状態だった。
全てを怨んだ。