クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「――おい!しんのすけ!」

街中から少し外れた公園で、風間くんはオラに追い付いた。
後ろから、風間くんの息が切れる音が聞こえる。ずっと走ってきたのだろう。

でも今は、顔を見たくなかった。

風間くんは、オラの背中に向けて話しかけてきた。

「……しんのすけ、黙っていたのは悪かったと思う。いつか言おうと思っていたんだ」

「……」

 

「でも僕は、真剣なんだ!真剣に、ひまちゃんを幸せにしたいんだ!だから――」

「――だから……なんなのさ……!」

「――!」

 

思わずオラは、風間くんに詰め寄る。そして気が付けば、彼の胸ぐらを掴んでいた。

「……オラが言いたいのは、そんなことじゃない!」

「――ッ!」

「どうしてひまわりを、一人で帰らせたんだよ!どうして、最後まで見送らなかったんだよ!
その帰りに――アンタと会った帰りに、ひまわりは事故に遭ったんだぞ!?
アンタが一緒なら、違ってたかもしれない!
――一生重荷を、背負うこともなかったかもしれないだぞ!?」

 

「……しんのすけ……」

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