31:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:35:07.412ID:Gkrw0ox+0.net
少年漫画かよ
30:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:34:39.145ID:aeLh964e0.net
打ち切りエンドになりそう
33:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:36:20.032ID:3LGzGvzyr.net
妙に熱い展開
34:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:37:17.705ID:/FB5Gf+C0.net
わっふるわっふる
35:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:38:09.303ID:xLXilDkA0.net
黒マント「今日は人体の急所について教えよう」
黒マント「急所と聞いて思いつくのは心臓だが、骨や筋肉で守られており狙いにくい」
黒マント「となると、狙うのはやはり首が望ましい。重要な神経や血管が集まっているからな」
男「なるほど……」
~
黒マント「今日は射撃訓練を行う」
黒マント「妙な真似をしたら、即座にこちらから撃ち抜くからそのつもりでな」
男「……分かってるよ!」
男(くそっ、まるでスキがない……)
36:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:38:15.267ID:bOe3y7Ko0.net
私はお前の父親だ。
37:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:39:51.637ID:xLXilDkA0.net
黒マント「効率的に殺しをするには、体術や武器術だけでなく、あらゆる知識が必要だ」
黒マント「知識はあればあるほどいい」
黒マント「よって、今日からは勉強もさせるから覚悟するように!」
男「うえ~……マジかよ」
~
ドカッ! バキッ! ガッ!
黒マント「ふむ、だいぶよくなってきたぞ」
男「ホ、ホントか!」
黒マント「まだまだ私には及ばんがな」
38:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:41:11.656ID:aeLh964e0.net
男いくつだよ
39:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:41:49.525ID:xLXilDkA0.net
そして――
黒マント「明日、最終試験を行う」
男「!」
男「もし、それをパスできれば……俺はここから出られるってことか?」
黒マント「そういうことだ」
黒マント「今までの苦労の成果……見せてみるがいい」
男「明日だな! よーし、今夜はぐっすり寝て、試験を絶対パスしてやる!」
黒マント「……」
41:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:44:21.828ID:xLXilDkA0.net
AM0:00――
男「すぅ、すぅ……」
黒マント「……」ザッ
黒マント(もう……“明日”になったぞ)
42:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:44:51.642ID:+mnmDQ64r.net
どうなる
43:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:46:13.765ID:xLXilDkA0.net
黒マント(この襲撃をかわせなければ、それまでの男だったということ!)
シュバァッ! ガキンッ! ――ザクッ!
男「ハァ、ハァ、ハァ……」
黒マント「ぐふっ……見事だ……」ニヤッ
ドサッ…
男「お、おいっ! しっかりしろ!」
45:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:48:19.082ID:xLXilDkA0.net
男「これが最終試験だったのか……!?」
男「血が止まらねえ! なんでこんなことに……!」
黒マント「気にするな……どのみち私は長くなかった……」
男「え!?」
黒マント「病気と……長年の無理がたたってな……」
黒マント「そして、自分の死期を悟った私は……」
黒マント「誰かに……私の持ってるものを伝えたくなった……」
男「そうか、それで……!」
黒マント「ああ……苦労したがっていたお前を選んだ、というわけだ……」
46:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:49:05.146ID:7KDfjQBk0.net
面白い
47:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします: 2018/05/31(木) 03:50:14.704ID:xLXilDkA0.net
黒マント「お前は……見事に私を超えた……」
黒マント「だが、殺し屋になる、必要はない……自由に生きろ……」
黒マント「ここで苦労して、体を鍛え、知識を蓄えた、お前なら……」
黒マント「どんな仕事でも……やっていける……」
黒マント「とんだワガママに付き合わせちまって……すまない……」
男「しっかりしろ!」
黒マント「……」ガクッ
男「うわああああああああああああああああああああっ!!!」