66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:07:34.61 ID:XbVDZCLeO
こえぇ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:12:42.53 ID:2bUCQkZX0
[写真を見る]
画力がなさすぎてあのときの気持ちがつたわらねぇ
なんか可愛くなっちゃったし
真ん中の黒いのが穴です鼻じゃなくて
何回も電話してるけど出ない
本気で焦った
その時犬がまだテントの入り口をずっと見つめて身構えてることに気がついた
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:13:30.80 ID:CkWQBBrz0
>>73
いや、十分に怖いです
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:14:09.04 ID:7Q4ixiMCO
なんだよその塗り方こえーよ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:15:21.11 ID:oHFZjUbZ0
こえええええええええ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:18:27.37 ID:2bUCQkZX0
>>75
遅いとまずいと思ってすまん
赤ん坊の泣き声はもうしないし
単に警戒心がとけてないだけだと思ったんだけど
全身に鳥肌がたったのを覚えてる
あんなに鳥肌がたったのは人生ではじめてかもしれない
ぬれた雑草の上を何かが這ってくる音がした
間違いなくこのテントに近づいてきた
ランタンを消すべきだったんだろうけど
あの状況下で暗闇に犬がいるとはいえ
耐えられる状況じゃなかった
雨がまた降り始めてた
テントの表面にボタボタと雨が落ちる音がやたら大きく聞こえた
這ってくる音は確実に自分がいるテントに近づいてきてた
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:25:19.73 ID:2bUCQkZX0
犬の写真については後から説明させてくれ
這ってくる音がすぐそこちょうどテントの入り口付近にいることが
わかるくらい大きい音になったのが分かった
犬はまだ吼えずずっと身構えたままだった
俺もガスガンの銃口を入り口に向けたまま身構えてた
テントの入り口のほうから声がした
男の子か女の子か分からないが
舌打ちのような音の後にとにかく子供らしき声が
「ッチ…ッチッ…イトッ…シャ…ノウ」
「イ…トッシャ…ノゥ…ッチ…チッ」
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:35:14.43 ID:2bUCQkZX0
何を言われているのかわからないけどとりあえず何かわからないものが
目の前にいて何か言っているその状況に気がどうにかなりそうだった
その時ずっと身構えてた犬が入り口にいるなにかに飛び掛った
「ッチャギャアアギャアアアアア」
と断末魔が聞こえた
犬に何かあったら困ると思った俺は勇気を振り絞って外に出た
そこにはさっきみたそれとそれに噛み付くうちの犬がいた
それはビタンビタンと魚のように水にぬれた地面をはねつつ
赤ん坊が泣き叫ぶような声をあげていた
俺はとっさに犬の首輪をつかむと行くぞと言って
その場から走って管理人さんのいる建物に走って向かうことにした
犬はちゃんとついてきてるか不安だったかちゃんと付いて来てるようで
一回返事のように吼えたのを確認した
右手にランタンを左手にガスガン
ベルトに鉈をさした状態でひたすら走った
キャンプ場とはいえ雰囲気を壊さないため外灯とかはなく
ランタンの光が頼りだった
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:42:18.16 ID:2bUCQkZX0
道はある程度手入れはされてるけど
コンクリートじゃないし雨でぬれててびしょびしょ
正直腰が抜けそうなくらいびびってた俺は足元に気を配る暇なんてなかった
地面に出ていた気の根っこに足をひっかけた
見事にすっころんだ
崖っていうほどじゃないけど
すこし段差になってるところから落ちた
ランタンとガスガンは手元にあったけど
頭をちょっとぶつけたらしくて視界が不明瞭だった
犬が道のほうからこっちに向かって吼えてるのが見える
体を起こそうと思ったが上手いこと体が動かない
一瞬もうだめかと思った
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:45:53.72 ID:2bUCQkZX0
まぁでも犬がずっと吼えてたらしく
しばらくして視界がはっきりしはじめて
起き上がれた
崖っていうよりほんと段差だったから自力でのぼったんだけど
さっきまで元気に吼えてた犬の声が聞こえない
不安に思い急いで段差を上って道に戻った
そこにはさっきのそれと唸りながら距離を詰めずに
身構えてるうちの犬がいた