「これは違うの」と言う半裸のF先輩。
時間差で腹が立ってきて
「じゃあ一体どういうことだよ!」と怒鳴る俺。
「話すから、怒鳴らないでよ」と逆切れ気味のF先輩。
Tはひたすら泣いてました。
服を着させてから聞いたF先輩の話をまとめると、
俺と付き合ってたのはTと付き合ってるのを隠す為。
今はTの事が一番好きだけど先の見えない関係だし、
いずれTとは別れるつもりだった。
最近は俺だったら本気で好きになれるかもと思っていた。
勿論、Tも全て納得済み云々。
騙されてたこととか、未だTと抱き合ってることとか、今まで楽しかったこととか
色んなことが頭の中でいっぱいになって、気付いたら情けないけど涙が出てた。
それからF先輩は、
「Tとはきちんと別れるから、俺と改めて付き合いたい」と言ってきたけど
「ふた*タする人は無理なのですみません」と断った。
事情を聞いて話し合う余地もなくなったので、
F先輩に釘を刺す意味で
「周りには先輩がふた*タしてて、別に本命がいたから別れたってことにするけど、
いいですよね?」と怒りを抑えながら伝えた。
「わかったけど、さっき携帯で撮った画像は消して…」
「浮気の証拠だから消せませんよ。先輩とそいつ(T)が変な噂ばらまいたりしない限り
表には出しませんから安心してください。」
「え、だけど困る…」
「半年間、騙されてた俺の気持ちが分かりますか?」
「ごめん…」
「もう先輩達のことを信用できないんで、最低限の自衛はさせてもらいます」
「はい…」
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