102:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:41:27.59 ID:Yk867qqci
毎日放課後から21時まで勉強して、
そのあと約2時間のスーパー土下座タイムという日々www
ゲザーで俺の右に出るやつとかいんの?wwwwwww
そもそも部活の合宿費すら出し渋る、
いや俺の食費すら満足に与えない父ちゃんに金もらうとか
マジミッションインポッシブルwwwwww
105:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:43:55.31 ID:Yk867qqci
でも俺のしつこさについに父ちゃんが折れた。
「おじに会いたくない?」
俺の父ちゃんってば折れ方も人一倍かっこいいwwwww
「ずっと会いたがってただろ?もうお前も良い年になったし、そろそろ合わせてやるよ」
だってよwww
われわれ一生懸命探しました、日本全国探しました、そして見つけましたよ
俺のおじ ってかwwwwww
ステキやん?www
106:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:44:20.52 ID:O6MAMedWO
追いついた
親の怒鳴り声を聞かぬフリして寝てる奴って案外いるもんなんだな
俺も布団被って耳塞いでたわー
107:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:44:37.97 ID:Mj/9OS9r0
追いついたー
壮絶すぎてワロリッシュどころじゃねえや
108:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:50:01.85 ID:Yk867qqci
おじってのは母の兄ねwww
でもそもそも俺おじに会いたいなんて言ったことないからwww
なぜなら父ちゃんがおじは父ちゃんと母ちゃんが稼いだ金を
自分の妻と子どもに流用した最低のクズだって幼い俺に吹き込んだからだよねwww
俺は一発でわかったね。
あー父ちゃんおじに俺を押し付けようとしてるーwwwってねwww
父ちゃんの最大限の妥協が俺におじを会わせて塾代肩代わりさせるってことだよねwww
だからこれ以上ゲザー極めてもしょうがないっしょwww
もうおじが俺にとっての最後のよりどころだったwww
俺本気で勉強するって決めたのになんでこんなことしてんだろって
思いながら新幹線乗ったよwww
110:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:54:37.42 ID:Yk867qqci
そしたら新幹線の中で父ちゃんが俺に言うわけ。
「おじに会ったら塾代出せって言え。おじが出さなかったらお前は塾に行けないからな。
全部お前のためだからな。俺がお前にこれ言えって言ったことはバラすなよ。」
いや~わざわざ言葉にしてくれなくても、
俺が父ちゃんの一番の良き理解者だから全部察してたっつーのw
そして父ちゃんはこうつけくわえるわけ。
「おじに金を出してもらうわけじゃない。
おじの金は全部あいつが昔俺と母さんから奪い取った金なんだから、俺が出してるのと同じだ。」
父ちゃん、これ以上俺を失望させないでくれよwww
もう父ちゃんはいつか優しくなるはずなんて甘えた幻想すら抱けねーじゃんwww
父ちゃん、あんた、根っこまで腐ってるクズ野郎だねwww
111:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:56:03.87 ID:Yk867qqci
で、俺をおじに会わせて父ちゃんは後で迎えにくるっつって消えた。
俺は父ちゃんの話は信じてなかったけど、
おじに対して不信感抱いてた。
だっておじのことほぼ覚えてないし、
俺は大人はみんな信じられないって思ってる節があったからね。
それに常識的に考えて10年も会ってない人に塾代ぽーんと出すかよwww
でも俺は切羽詰まってたからとにかく交渉でもなんでもして出してもらわなければ
と思って緊張してた。
おじも10年ぶりに会って戸惑ってた。
おじと食事してる間、
おじは俺の10年間のことをいろいろきいてきて、
話してる内に昔の俺のおもかげを見たらしくて、
泣いてた。
112:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 22:58:15.71 ID:H6c4xEI20
こんなに続きが気になるスレは初めてだ
115:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 23:01:25.25 ID:TqxbRLM/0
>>112激しく同意ww
113:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 23:00:32.82 ID:MIobAgIE0
親父wwwwwwwwwwwwwwwww
クズ杉ワロタ
116:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 23:03:38.33 ID:Yk867qqci
俺はちょっと動揺したけど、ずっと塾代のことで頭がいっぱいでそれどころじゃなかった。
10年ぶりに会っていきなりお金をせがむなんて、
卑しいしみじめだと思った。
ずっと切り出せなくて、
おじが俺を父ちゃんのところまでおくる車の中で、
最後の最後になんとか自分を奮い立たせて、
やっとのことで俺は口を開いた。
「あの…大学受験したくて…塾代…」
とだけ俺は言った。
言っていてみじめで泣きそうになった。
自分で何言ってるかわかんなかった。
117:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 23:04:42.23 ID:Yk867qqci
「塾代がほしいのか?いくらだ」
とおじは言った。
俺はうつむいたまま金額を言った。
おじがため息をついているのがきこえた。
俺は消えてなくなりたいと思った。
するとおじがゆっくり口を開いた。
122:名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 23:07:54.31 ID:Yk867qqci
「お父さんに言えって言われたんだろう。
あの人は昔からそういう人だ。
あんな人に育てられたお前がグレて道をはずすんじゃないかと
この10年間ずっと心配していた。
お前はよくがんばった。
大学受験のための塾代がほしいなんて立派じゃないか。
これからはお金の心配はしなくていい。
必要なお金は私が全て出すから、
お前は勉強に専念してくれ。」
俺は泣いた。
人の前で絶対泣かないと決めた俺がわんわん泣いた。
おじは何も言わずに路肩に車を止めて俺が落ち着くのを待っててくれた。
俺が泣き顔で父ちゃんに合わないよう配慮してくれたんだと思う。
おじは父ちゃんの言ってたような人じゃないばかりか、
信頼できるよくできた人間だった。