14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:32:46.672ID:Nz2wC1Ys0.net
それを見かねた大人たちは、みんなでコーカサスオオカブトを弔ってやろうと提案。
なんとコーカサスオオカブトの壮大な葬式がとり行われた。
ちなみに俺が人生で初めて参列した葬式でもある。
その後集会所の横に祠とお地蔵様が建てられ、そこにコーカサスオオカブトは埋葬された。
今でも祠の中にはコーカサスオオカブトを飼育していた虫かごが置いてあり、その中には事の発端となった1枚のカードが収められている。
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:35:24.826ID:Nz2wC1Ys0.net
一つ目からくだらないやつですまん。
でも俺たちにとっては思い出が詰まった大切な祠なんだよ。
ここまでしてくれた大人たちには割と本気で感謝してる。
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:37:02.146ID:DFwx7gcs0.net
漫画みたいな街だな
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:37:38.241ID:Nz2wC1Ys0.net
>>17
子供をとにかく大切にする素晴らしい町内だぞ
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:40:57.987ID:DFwx7gcs0.net
>>18
楽しそうだ
いい街だ
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:40:10.416ID:SaFzoXD20.net
面白い
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:40:57.499ID:Nz2wC1Ys0.net
>>19
嬉しいじゃないか!!
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:37:00.870ID:Nz2wC1Ys0.net
次はどれいく?
ちゃとら様の祠
さんまの祠
とくてんの祠
でめこい様の祠
けいけん様の祠
大木の祠
なきつぼの祠
大蛇の祠
川の祠
かえらずの祠
修行僧の祠
坂道の祠
ばちゃば様の祠
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:43:27.357ID:DFwx7gcs0.net
帰らずの祠がいいな
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:43:35.135ID:KfZs3oTv0.net
かえらずの祠おねがいします
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:45:13.937ID:Nz2wC1Ys0.net
>>23>>24
かえらずの祠いくぞ!
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:43:37.320ID:Wv/P75V/0.net
差し支えなければ何県の何町か教えて
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:45:13.937ID:Nz2wC1Ys0.net
>>25
特定が怖いからとりあえず東北とだけ。
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:44:13.262ID:3YiH3SpO0.net
全ての祠に光を開放した時並行世界への道が開かれる
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:46:00.656ID:DFwx7gcs0.net
wktk
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 22:52:55.295ID:Nz2wC1Ys0.net
かえらずの祠
名前に似合わず、割とくだらないぞ。
建設時期はおそらく昭和。明確に覚えてるって話は聞かない。
町内のある家庭に凄まじいほどのスパルタ教育をする教育ママがいたそうだ。
今であれば虐待だって騒がれるんだろうけど、昔は「よそはよそ!」ってのが強かったのか、
周りの家もあんまりきにしてなかったんだって。
そこの家の娘は教育ママが少しでも気にくわないことがあれば、いつだって家の敷地にある小屋に閉じ困られていたそうだ。
そんなんだから娘が年頃になると、グレてしまい、家庭内暴力の日々。
教育ママは「こんなはずじゃなかった」と言っていたそうだが、周りは口をそろえて
「おまえの教育が悪い」と言ったそうだ。
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/05/14(日) 23:03:24.471ID:Nz2wC1Ys0.net
ある日娘は家を出ていった。
家庭内暴力ばかりの娘だったけど、母親はそれでも悲しんだそうだ。
「この小屋に閉じ込めたりしなければ」ってね。
それから娘が家を出て1年もしないうちに、その娘の死亡が町内に知らされた。
事故だったとか、病気だったとか人によって言ってることが違って困る。
その知らせはすぐにその母親にも知らされた。
母親は自害しようともしたそうだが、止められたとかなんとか。
その娘を弔うために、その小屋が壊されて、代わりに祠が建てられた。
子供にひどい仕打ちをすると帰らぬ人になってしまうぞ。という戒めの意味を込めて、
俺達はその祠を「かえらずの祠」と呼んでいる。
文にすると割と重い話だったな。
みんな結構ちゃかすように話すからあんまり重いイメージなかったわ。すまんな。