9 :丑三つ嫁 ◆HG6fkGXhas :2009/09/29(火) 19:05:14 0
丑三つ嫁です。wktkしてもらっていたようなので、頑張って詳細にまとめてみた。
長い文章は苦手なので、きっと読みにくいと思うけど勘弁してくれ。
深夜2時に枕元に立つまでが遠足なので、遠足の予定もちゃんと立てていた。
予定としては、私と夫の自宅(母屋)の窓からトメ宅(離れ)を義兄姉たちが見張り。
夫は義兄姉からの報告を受けて臨機応変に動けるよう待機。トメ宅のブレーカーは落としておく。
私は、首にドーランとアイブロウで縄の痕メイク、唇までグリーンファンデで死人メイク。
髪は入浴時にトリートメントをせず、霧吹きで生乾き状態。服装は首吊り時と同じ。
その格好でトメの枕元にそっと這い寄り、仏壇の鐘を鳴らしてアピール。
トメが気付いたら、暗がり(トメ寝室は街灯の光がかなり差し込む)縄の痕を見せながら
「おかあさあああん見てくださいお母さんの言うとおりにやっと出来ましたあああこれで嫁子も良い嫁になれますうう
お母さんの言うとおりに死ねましたあああお母さんずっと嫁子に死ねって仰ってましたもんねええええあああよかったよかったああ
ようやく良い嫁になれましたあああ義兄姉さんもこうすればよかったのにいいい義兄嫁さんもおおおこっちに義兄嫁さん連れて行きますううう
良い嫁に良い嫁にいいいいいい」と「お前のせいで吊った」「良い嫁になれた」アピール。
トメが逃げたら廊下を這いずって同じことを繰り返し、布団に潜り込んだら布団の周りを回りながら繰り返す予定だった。
頃合を見計らって夫登場、どさくさに紛れて暗がり(納戸)へ私は消え、夫は号泣、トメのせいだと責めて叱り飛ばし
その後私がどこで登場するかはトメの反省次第のはずだった。
(反省の色がよほどでない限りは、その後もオカルト展開ありの予定)
10 :丑三つ嫁 ◆HG6fkGXhas :2009/09/29(火) 19:06:42 0
いざ決行、トメは寝室の襖を閉めずに寝るのでそっと入り込み、仏壇の鐘を鳴らす。
その時点で「あっババああばばあばあばばばばあああ!!」と飛び上がるトメ。寝入ってはいなかったらしい。
布団の上にへたり込んで再度失禁。ガクガク震えるトメに正座のままでそっと身を乗り出して縄の痕を見せると
私を突き飛ばして裏口へと走っていった。光の速さで。
さすがにこんなに物理的に大きな反応を見せる事態は想定外で、異臭漂う部屋にひとり取り残される私。
母屋のほうへ走っていく足音、夫義兄姉に向かってか、パニック状態の叫びかは分からないけれど、泣き叫びながら
喚き散らしているのが聞こえてきたので、とりあえずトメ寝室に仕込んであった「お母さんごめんなさいごめんなさい」と
写経のように半紙に書き連ねたもの(半分はコピー)を部屋中に撒き散らしておく。
本当は朝か、翌日以降に撒くはずだったが、手持ち無沙汰だった。
そして予定通りに納戸(ちょっとした部屋くらいの広さがある)の陰に退散。
夫が「嫁子!!嫁子が出たって本当か!!俺も、俺もひと目会いたい!!」と叫びつつトメを引きずって戻ってくる。
寝室に撒き散らされた半紙を見て、トメ再度絶叫。アイイイイアイアイアアアア!!みたいな感じだった。
半紙を拾い、「お袋のせいだぞ!!嫁子、嫁子まだいるのか!!気は済んだか!!」と叫ぶ夫。返事があるはずない。
「気が済んでないのか、許せないのか嫁子!!」「アイイイイイ!!」「お袋が許せないのか嫁子!」「ヒイイイイ!!」
「そうか……そうだよな、なあお袋…」「ああああたしは何もおおおお」「他人に死ねって言うってのは、こういうことなんだぞ!!」
「アイイイイイ!!」「嫁子はお袋の言うとおりに死んだんだぞ!!」「あああああごごごべんなざいいい!!」