出会い系でJKと会ってたら大変なことになった・・・

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78:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)06:40:52ID:u7tAlgtlE
しかし、そのあとが大変であった
高校三年だった娘さんの年上は浪人生であった。
昔から交流はあったらしいが、浪人の時にこんな形になるのはただのストレスのはけ口にしたとしか思えなかった。
会った時の浪人君は会うときから顔面蒼白であり、会うや早々俺に土下座をしてきた。親戚の兄貴だと思ったのだろうか。
なんだか無性に殴りたくなった。お前のせいでこんなことに…!だが、大の大人がそんなことしたら本末転倒なので、しっかりけじめをつけろと言い、親に報告することを約束してそのまま帰した

79:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)06:42:48ID:gWfqrZTAV
うわぁ・・・・・うわぁ・・・
80:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)06:45:27ID:u7tAlgtlE
そしてその夜、親父さんがまだ家に帰っていないこともあり
俺がその子の家に留まり、慰めていると突然車が止まり、ピンポンを押しまくる音が聞こえた。
「この度は何とお詫びしたらよいのかあああああああ!!!」
現れたのは浪人君の両親であり、玄関で一斉に土下座がはじまった。
浪人君もしていたが、顔はひどく腫れ上がっており、目は半分も開いてなかった。
またもや兄貴や親だと勘違いされた俺は一端お入り下さいとしか言えず、そのまま上げた。俺の家でもないのにな

82:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)06:49:34ID:u7tAlgtlE
ひたすら謝る両親。きっと出来た人格者なのだろうと思う反面、これは娘に申し訳なくて謝ってるのか
世間体に反して恥ずべきことをしたのに謝ってるのか、はたまた浪人の息子をかばうためにオーバーアクションしてるのかと色々よぎったが、どうでもいいことなのでやめた。
しばらくして本当の親父さんが帰ってきた。少し酔っ払っていたが、家帰るとあまりの大人数なことに面食らってきょとんとしていたのを覚えている。
「な、なんだあこれは…」
すると浪人両親はまた土下座をはじめた

86:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)06:55:30ID:u7tAlgtlE
ことが収まり、冷静になって話がはじまった。
「ずっと○○さんのことが好きだった。でも俺は浪人してて周りの友達の大学生が羨ましくて。だから俺も○○さんと付き合って幸せな日々を送りたかった。でもある日ゴム持ってなくて…それでも大丈夫かと思って…」
本当に好きかはさておき、あまりに身勝手な言い訳に関係ない自分も煮えくり返っていた。そして行為の一部始終を申し訳さそうにペラペラ話すのを黙って聞く父親。
この時の心中は計り知れないものがあるだろう。
しばらくしてまた謝ろうとする両親に「やめてくれ」と言った親父さんは
「すまない。どうしても私は君を許すことができない」といった

89:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)07:02:40ID:u7tAlgtlE
「君はまだ子供だからわからないかもしれんが、私はこの子が小学生のときに妻を亡くしてね。家事や家のことを何もしなかった私は本当に何も出来なかった。
周りの人に恥を忍んで色々聞いたよ。掃除の仕方、料理、洗濯。それまで全くしなかったことが本当に恥ずかしかった。
そしてなによりこの子には不自由なく学校や生活を送らせたかったんだ。とても頑張ったよ。それでも稼ぎは少なかったけどね」
ははは、と空笑いする親父さんに号泣する娘。込み上げるものがなにかわからないが、俺も泣いていた。
「でも娘はグレずに頑張って勉強してくれた。友達にも恵まれてしっかり育ってくれた。自慢の娘なんだ。それは今でも変わらない。私は命をかえても娘を愛してるんだ」
全員涙が止まらなかった

90:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)07:05:02ID:x5MH9PPEN
電車の俺も涙目
92:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)07:06:38ID:n69f3WyD0
(`・ω・´)許さないど
91:名無しさん@おーぷん: 2014/09/04(木)07:06:36ID:u7tAlgtlE
「勉強もできて、真面目でなにも不満なんてない、そう思ってた。でも私の知らないところで娘は色々な男の人と会っていた。それでも今の子はそれくらい普通なんだ、そう割りきっていれば大丈夫だったかもしれない。でも妊娠までされたら話は変わってくる。これがどれだけ大きなことか君は分かるかな?」
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