190:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月) 18:25:17.92 ID:cjprAJIb0
幸せな結末が約束されているのがうれしいな。wktk
191:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月) 18:32:09.13 ID:Xz9JY6/ei
を、続き再開してた
wktk待ってた
195:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 18:42:39.11 ID:oTan8nMt0
少し高級めの、何か特別なことがあるときによく使ってた居酒屋でその日は飲んでた
時間がたつにつれ酒がまわり始める二人
おいしいお酒に、盛り上がる会話。それがなによりのつまみだった
そして、1時間近くたったころ
プ「あ、そうそう今日はもう一人くるからwwww」
俺「へ?もう一人?」
プ「うんそうそうwwww俺の知ってるやつwwwwww」
俺「」
急に嫌な予感がした
この心の底から楽しそうに、平静を装いつつも隠し切れなくて
ニタニタと笑っているときはたいてい何かをたくらんでいるときだったからだ
196:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 18:44:05.46 ID:oTan8nMt0
ガラガラガラ
後ろから扉の開く音がする
プ「お、来たかなwww」
なにそのいやらしい流し目通報するぞ
プ「おお、きたきたこっち座れやwwww」
恐る恐る振り返る
天「お久しぶり。俺さん。」
天がハニカミながらこっちをみていた
200:名も無き被検体774号+:2012/04/16(月) 18:55:13.87 ID:oTan8nMt0
俺「お、おお、お久しぶりです」
天「もーなんで敬語なのww?」
俺「い、いやあべつに」
プ「wwww」
俺「なに笑ってんすか!!」
天「wwww」
俺「くそう・・・なんだこれ・・・」
プ「はー笑った笑ったwwwさーてそんじゃ俺帰るから」
俺「・・・は?」
プ「明日は娘の誕生日なんだよね~」
俺「先月終わったじゃないっすか!?」
プ「・・・じゃあ入学式」
俺「今中2ですよねそれに今は1月です」
プ「まあそういうときもあるwwww」
俺「ありません・・・」
プ「ま、そういうことでwwwww」
俺「ああ~ん!ちょっと!ねえ!」
マジで帰りやがった・・・
202:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 19:05:20.13 ID:oTan8nMt0
俺「・・・」
天「・・・」
俺「あのー、」
天「はい?」
俺「なんで対面じゃなく隣に座ろうとしてるんですか」
天「俺さんの隣にいたいから」
俺「は!?」
天「やーい焦ってるぅwwww」
俺「あああああああせせせってねーし」
天「はいはいちゃんと座りますよっと」
俺「はあーもう・・・」
思わずタバコに手をかける
天「ちょっと、もうけむたい」
俺「うっせーほっとけ」
天「もー」
俺「ビールうめえ」
天「・・・人の初めて奪っといて」
俺「」
215:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:08:15.60 ID:oTan8nMt0
俺「な、なにを」
天「あの日の夜のことwww」
俺「・・・本当にごめん・・・あんなことになってしまって」
天「・・・あんなこと?」
俺「え、あ、うん。だって俺はお前を」
天「俺さんやっぱりあの時のこと覚えてないの?」
俺「へ?」
天「覚えてないの?」
俺「・・・二人で飲んでたことだけは覚えてる・・・」
天「やっぱり・・・もしかしてそれで今まで私を避けてた・・・?」
俺「・・・はい」
天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「」
216:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:10:42.08 ID:oTan8nMt0
天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
俺「ちょ、なんでそんな笑ってらっしゃる!?」
天「だってアハハwwwwお腹痛いwwwww」
俺「俺、なんか変なこといったっけ・・・?」
天「あーもう俺さんおもしろすぎwww」
俺「えー」
天「まあそういうところがいいんだけどねwwwww」
俺「えー」
221:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:23:05.81 ID:oTan8nMt0
俺「それって・・・どういう・・・」
天「問2。あの晩私の家に無理やり連れ込んだのはどちらでしょうか?」
俺「えー・・・俺?」
天「ぶっぶー正解は私でしたwww」
俺「えー」
天「もう俺さん全然だめじゃんwww」
俺「・・・えー」
ここからは天に聞いた話
218:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:15:51.35 ID:oTan8nMt0
俺「もうなんなの・・・お前はほんとに・・・」
天「じゃあそんな俺さんに答え合わせをしてあげましょう」
俺「答え合わせ?」
天「うん答え合わせ」
俺「それってどういう・・・」
天「あの晩私と俺さんは何かあったでしょーか?回答時間は3秒です」
俺「短っ!!・・・あった・・・んじゃないですか・・・?」
天「ぶっぶー正解は何もありませんでした」
俺「!?」
223:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:32:18.76 ID:oTan8nMt0
あの晩俺は結構飲んで、酔いつぶれたらしい
天はもともとお酒が強いほうなので、
酔っ払っていながらも意識ははっきりしてたそうだ
酔いつぶれ、テーブルにつっぷしながら俺は泣き始めたらしい
「ずっと好きだったのに。でも俺じゃあ無理だった。寂しい。
でも幸せになってほしい。つらい。俺がもっとかっこよければ」
そんなことをずっと繰り返しつぶやいていたそうだ恥ずかしい・・・
普段見る俺は、いつも笑っているような、
明るい人だと思っていたから、そんな俺をみて少し動揺したそうだ
そして、私がなんとかしてあげたいと思ったらしい
先にいってしまうと、このころ天はとくに俺のことを「好き」というわけではなかったそうだ
「いい人だな~」ぐらいに思っていたらしい
しかし、普段とは違う俺をみて「母性本能がくすぐられた」と申しております
その結果、酔いつぶれた俺をタクシーにのせ、家に連れて帰ったそうだ
なんという逆レ○プ・・・
229:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:43:39.71 ID:oTan8nMt0
俺をひきづりながらもなんとか家に入れ、
ベッドに寝かすといきなりベッドにひきづりこまれ抱きついてきたそうだ
俺「□□・・・」
片思いしてた子の名前を呼びながら
天「・・・」
この時天は決心したそうだ。
忘れさせてあげようと。嫌なことを全部忘れさせてあげようと
そっと天が顔を近づける
気が付けばキスが始まる
ついばむようなキスから、だんだんとディープなものへと
息が荒くなる
231:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:46:50.18 ID:oTan8nMt0
そして、そっと顔が離れ俺はベッドに横たわる
天「俺さん・・・」
天は俺の上におおいかぶさり、俺の服のボタンをはずし始める
俺「□□・・・」
うわごとのように片思いしてた子の名前をよぶ俺
ここでハッ!と天は気づいたそうだ
「シャワーを浴びないと・・・くさい・・・」
234:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 20:55:23.75 ID:oTan8nMt0
急いでシャワーを浴び、俺にもシャワーを浴びさせようとする天
天「俺さん俺さん、シャワー浴びて」
俺「んん、うん」
焦点があってなかったそうだ
とろーんとした目に、よたよたと千鳥足な俺を風呂場に向かわせる
その間に天は急いでベッドメイキングに、
部屋の片づけ、ティッシュ箱の位置の確認をしてたらしい
そして、腰タオル一枚で戻ってきた俺をベッドに誘導し、そっと寝かしつける
天「私が彼女の変わりになるからね」
実際に言ったかは定かではないが、そういう気概ではあったそうだ
再び俺に覆いかぶさる天
天「俺さん・・・」
手を俺の顔にそえる
天「俺さん・・・」
クー・・・クー・・・
天「あれこれ寝てる・・?」
236:1 ◆3pEg2dVo4A :2012/04/16(月) 21:03:37.56 ID:oTan8nMt0
天「・・・ということがあったわけですよwwwwww」
俺「」
天「んwww?どうしたの?www」
俺「キ、キスしてんじゃねえか・・・」
天「お前は女子か」
俺「うっせえ!!!」
天「wwww」
俺「はーもうなんだよ・・・そういうことかよーあーくそー」
天「これが答えでしたwww」
俺「はぁ・・・あれ、ちょっとまって」
天「ん?」
俺「もしかして、じゃあ俺・・・まだ・・・童貞・・・?」
天「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」