1:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:00:30.73 ID:pNqgqjY80
書きためないし、のんびり書いてく。
3:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:06:52.20 ID:zLk3mlrL0
どんな状況だよ
7:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:12:57.03 ID:pNqgqjY80
お、立った!
じゃあまったりやってくよー
もう6年前の話かな。
仕事が休みだったもんで、友達と飲みに行ってて2件目に行こうと
飲み屋を探し歩いてる時だった。
商店街を歩いてたんだけど、前方にJK発見wwww
ミニスカおいしいれすwwww
友「いやあ、こんな時間にけしからんですなww」
俺「ええ、そうですなwwww」
友「これはお仕置きが必要ですなwwww」
多分、いい感じに酔ってたのもあるけど、立派なDQNなもんです。
俺「なにすんだよww」
友「こうすんだよwwww」
急に走り出す友wwww
8:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:22:01.95 ID:pNqgqjY80
なにやってんだwwとか思って笑いながら見てると
女子高生の3m後ろくらいでヘッドスライディングをかます友wwww
しかし女子高生は気付かず、駅のほうへ向かっていく。
振り返った友と目が合う。
アイコンタクトが「お前もやれ」、そう告げていた。
アルコールとは怖いもので、気付いた時には走り出す足を止められなかった。
次の瞬間、スライディングをかました俺の視界には
JKの太ももが飛び込んでいて、そこはまるで天国のようだった。
その瞬間までは確かに俺は天国にいたのだ。
さすがに物音に気付いたじJKが振り返る。
スライディングの体制のままの俺と目が合う。
俺「あ、ども。さむいっすね」
9:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:25:00.62 ID:KEb7t7lR0
ワロタwww
10:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:25:55.83 ID:GdMCByyp0
それ怪我するだろw
13:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:33:29.72 ID:pNqgqjY80
無言で走り出すJK。
おそらく彼女とって、これほどまでに不愉快で不思議な週末はなかっただろう。
ここで追いかけては男の名が廃る、と友と2件目に行こうと
立ちあがり仕切りなおそうとしたとき後ろから声をかけられた。
「君たち、ちょっといい?」
お巡りさんが現れた!
俺「よ、よくないです」
警察「よくないことないんだなー。
君たち今なにした?」
友「スライディングの練習っす!」
警察「人に向かって? とりあえず交番まで行こうか」
このあとしこたま説教と持ち検くらって自宅に帰ることになりました。
12:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:27:30.18 ID:jxmDSZ/o0
下コンクリ?だよな
15:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:45:49.54 ID:pNqgqjY80
>>12
コンクリというか、つるつるしたタイル?だったから
予想以上に滑ってこのざまです、はい。
まぁ、酒の失敗なんかは結構すぐに忘れるもんで
次の日にはけろっとJKのことも忘れて仕事にいそしんでいた。
JKにスライディングをかました翌週の週末。
当時付き合ってた彼女とカフェで一服をしようと入ったんだよ。
頼んだコーヒーを持って現れた店員。
店員「お待たせしまし…あっ」
俺「は?」
店員「スライディング男…」
俺「え…」
彼女「すらいでぃんぐおとこ?」
最悪の再開である。
17:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 04:58:24.49 ID:pNqgqjY80
もしも神様がいるとするならば、とんでもなくドSなやつだと思った。
とりあえず状況が飲み込めてない彼女はおいておいてJKに目で
この状況がよろしくないことを訴える。
俺「(あれは一夜の過ちだったんだよ…)」
俺の目力が伝わったのかどうかは知らないが
JKはコーヒーを置いてこの場を立ち去ってくれた。
ここからがめんどくさかった。
彼女「ねえ、スライディング男ってなに?」
俺「さ、さあ? 人違いかなんかじゃないかな?」
彼女「俺って隠し事するとき、口調が丁寧になるよね」
俺「そんなことないわ、ぼけこら~!」
彼女「ばかなの?」
散々問い詰められゲロッてしまった俺。
般若のような顔をした彼女。※なおスッピンは変わら(ry
JKのもとに謝りにいくという公開処刑の始まりです。
悪いことをしたら謝る、小さい頃に教わった当たり前のことが
だんだん大人になるとどうして出来なくなるんでしょうかね。
18:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 05:09:44.23 ID:pNqgqjY80
ただ、その日は結構お店も繁盛しているように見えたから
後日見かけたときに謝るということで手を打ってもらった。
その彼女には結局翌月振られるんですけどねww
他に好きな人ができたってなんだよwwww
明らかにスライディングの話が出てきてから余所余所しくなってたじゃねえかww
スライディングは恋人関係もときには壊します。
よいこはマネしないでね☆
さて、JKに謝るという当初の目的は反故になったわけじゃないから
謝ろうとたびたびそのカフェを利用するんだけどなかなか見かけない。
が、かの会いたくて震えちゃう西野カナ氏の気持ちはやっぱり分からない。
もうこの時にはなんとなく謝るという目的よりも
ただちゃんと話がしたいという願望に変わっていたような気がする。
19:名も無き被検体774号+:2012/03/05(月) 05:30:37.25 ID:pNqgqjY80
まあ、縁がなかったんだな、と諦めかけてた頃。
昼休みに昼食を食べに友とファミレスに行ったんだ。
友「またあのJK会えないのかなww」
俺「もういいよwwあれで振られたようなもんだしwwww」
友「責任転嫁もいいとこだろww」
俺「もとはと言えばお前が…」
彼女に振られたのもだんだんと笑い話にできるようになってた。
友「次、もし会えたなら連絡先聞いちゃえよww」
俺「だから会えないってwwそれに今度こそ捕まるww」
友「俺は運命の赤い糸がうんたらかんたら」
俺「もう顔を覚えてるかすら怪しいし」
昼時のざわついたファミレスで
近くの席から聞いたことがある単語が聞こえてきた。
「この前のスライディング男とどうなったの?ww」
偶然とは重なるものである。
友「こwwれwwはwwww」
この男、ものすごく楽しそうである。