遂に28歳を迎えてしまった俺…。
そんな中Eさんは遂に連載を獲得した。
俺が恐れていた日だったが、
もうこの日が来るのは誰の目にも明らかだった。
おめでとうと周囲から称えられ、笑顔で応じるEさんは可愛かった。
就職しよう…と思った。
やってやれないことは無いはずだ。
就職して、そして、Eさんと結婚でもしよう。
漫画のことは完全に忘れたいけれど、
これだけ世の中を沸かしている漫画を
一切目にも耳にも入れずに生きていくなんて不可能だ。
ならばいっそ、俺の夢はEさんに託して…。
そんな風に思って、再びハローワークのHPを覗く日々が始まった。
そして遂に、決定的に俺が崩壊する日が来た。
続きは次のページにてご覧ください。