そして第二回目の連載用ネームが完成した。
結果はまたしてもボツだった。
これさえ上手くいけばまだ
何とか自分を保てるというギリギリのラインだった。
しかし結果はボツだった。
実は新人漫画家にとって担当編集というのはかなり重要で、
担当編集の力・権力が大きくその後の道を左右したりするのだ。
俺の担当編集は優しかったが、新人だった。
そういった権力はほぼ無いに等しかったと思う。
かといってそれを敗因だと決め付けてしまうのは愚かだとも思う。
どうあれ、俺の作品は、ボツになった。
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