Eさんは俺と同じく少年漫画家志望だった。
しかもメジャー路線。
S先生が連載していたのは少年誌とも青年誌とも言い難いマイナー誌で、
一体どうしてそんな子がここにアシスタントに来たんだろう?
という疑問を最初は持ったが、 彼女曰く、友人の紹介らしかった。
アシスタントの世界は本当に裏で色んな人が色んな人と繋がってる。
俺がアシスタントに入り、3ヶ月くらいが経った頃だろうか。
俺とEさんはそれとなく一緒に帰るようになり、
それから急速に仲が良くなっていった。
そして、自分の中で設けた期限、半年はあっという間に経過した。
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